医学部受験情報

医学部受験専門家庭教師のブログ:暗記だけの人材は不要か?

受験問題への根強い批判

受験にありがちな批判として「暗記人間は使い物にならない」「本質を理解して問題を解くべき」という声を10年前も、現在も変わらず耳にします。
なるほど。確かにその通りです。
例えば研究者であったり、得意な科目だけを勉強すればよいのであれば、自分でいろいろと考え、書物を漁り、試行錯誤し解答へとたどり着くのがベストです。
間違ってはいません。
しかし、医学部受験ではそのような批判はまったくの的外れです。

医学部受験生に求められるもの

高校生活という限りある時間のなかで臨まなければいけない医学部受験では、本質を理解するために調べごとをするような勉強時間は確保できません。
また、医学部受験は総じて範囲が広く、勉強時間確保の難しさが顕著にあらわれます。
非効率な勉強をしているとあっという間に受験までの残り時間が少なくなっていきます。
こうした受験で医学部合格に求められる合格点を得るためには、暗記主体の勉強法にならざるを得ません。
また、医学部側も受験という紙切れ一枚で、その生徒が暗記人間かそうでないかの判断をしようなどとは考えていません。
まずは与えられた受験問題という課題で合格点をとれるだけの努力をしてきているか?暗記した知識をつかいこなす要領のよさがあるかどうか?
判断しているのはそれだけです。
なので受験生が医学部受験までに行うべきは少しでも効率よく、無駄なく、医学部受験特有の広い範囲を頭にインプットする事です。
「問題は考えながら解くから頭に入る」「興味を持って調べるから身に付く」などの批判は得意教科を極めるためには有効ですが、受験においてはなんの意味も持ちません。
こうした批判は医学部に合格してから聞きましょう。
考えながら解く時間も時間をかけすぎるとただの無駄な時間ですし、受験問題に興味を持つ必要もありません。
医学部に合格さえすれば好きなだけ専門的な勉強が出来ます。
医学部受験突破に必要な事は得意教科を作る事ではありません(もちろん得意教科がある事はプラスではあります)。
苦手を作ることなく平均的に7割の点を取る事です。
そのためにはあらゆる科目に相応の時間をかけ、幅広く勉強する事が求められます。
そうした生徒達に対して、私たち家庭教師の行うべき事は、生徒自身では範囲が広すぎてなかなか自分自身では気づかない理解の浅い分野、記憶が抜け落ちている箇所を、それぞれの生徒の志望校に合わせて取捨選択し、最短距離で埋めていくことです。
この部分に関しては予備校ではなかなか対応できない部分になります。

 

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医学部受験専門家庭教師のブログ:問題集の使い方

難問揃いであった昔の医学部受験と違い、現在の医学部受験が受験生に求めている事は、標準レベルの時間をいかにミスなく解くことが出来るかです。
そして、その作業を問題量からみると厳しい試験時間内でこなす事が出来るかで合格不合格を判断しています。
簡単に言えば標準レベルの問題をどれだけ効率的に処理できるかという事を判断しているわけです。
他学部受験に比べると医学部受験では範囲的にまんべんなく出題されるケースが大半で、効率よく勉強を進める事が合格には必須となります。
このページでは効率の良い勉強方法について述べていこうと思います。

問題集について

受験生であれば日々の勉強に利用するのは教科書、参考書、問題集、過去問といったあたりでしょうか。
この中で使い方一つで効率が大幅に変わってくるのが問題集です。
みなさんは問題集をどのように利用しているでしょうか?
問題を見る→考える→解くという流れで問題集を利用していないでしょうか?
日頃から医学部受験に向けた勉強を行っていて、偏差値も高いレベルにあるならば上記の方法で問題集を利用しても問題ありません。
しかし、志望校にむけて偏差値がかなり足りない場合、上記のように問題集を利用していては時間的にかなりの無駄があり、非効率と言わざるを得ません。
問題集で例題を解く際、私たちは無意識で自分の頭の中にある似た問題を探しています。
似た問題があればスムーズに例題が解けますが、似た問題が頭の中になければ例題は解けない、または解けたとしても時間を費やします。
そして、この似た問題のストックが頭の中にたくさんあるのが時間をかけてしっかり勉強をしてきている生徒であり、偏差値の足りない生徒の場合はこの似た問題のストックが少ないのです。
当然、スムーズに解けるわけもなく、問題とにらめっこして長時間固まってしまうケースが良くあります。
この机の前で頭を抱えて固まっている時間がまさに非効率なのです。
現状、偏差値が足りないという事は勉強量不足、準備不足が理由の大半です。
頭にストックがないのに考え込んでも解答は出てきません。
そのため、偏差値が足りていない生徒は以下の方法で問題集を利用する事が望ましいと言えます。

問題集の使い方

まず問題集の目的を頭に解法のストックを増やすためと割り切ってください。
問題の解き方を考えるために問題集を使うわけではないのだと。
問題集は解説が問題の真下、または別冊に記載されているものを選びます。
章末や巻末に解説が記載されているタイプの問題集もありますがすぐに解説を見る事が出来ず使いずらいのでおススメしません。
問題集を開き解くべき例題を見つけたら、例題を解かずに答えと解説を見ましょう。
そして、答えと解説を閉じて例題を解きます。
かならず手を動かして解いてください。
この作業により短期的な記憶作業が終了です。
この作業を翌日、1週間後と同じ例題に繰り返すと、問題を見ただけで「あのパターンの問題か」と思い出すようになります。
こうして問題を見ただけでパターンがわかるようになる事ではじめて例題のストックを頭に入れた事になります。
問題集で解けない例題の前で30分~1時間固まっているくらいなら、こうしてどんどんストックを増やしていったほうがはるかに効率的です。
この似た問題のストックが増えてくると同系統の問題で解法が思い浮かびようになります。
受験において思考力や発想力などと言われているものは実際はどれだけ似た問題をストックしているかに過ぎません。
あとは医学部受験での合格に必要な7割の合格点をとれるだけのストックを作ればいいのです。
その状態まで勉強して、医学部受験本番に解法が思い浮かばない問題が出たら解けなくても問題ありません。
そういう問題はまわりも解けませんし、合格のために解かなければいけないわけでもありません。
合格するのに必要な知識をいかに効率よく覚えていくか、これが医学部受験の肝です。
無駄に時間をかけて解けない問題に挑むならば、その時間を知識の習得に充てましょう。

 

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医学部受験専門家庭教師のブログ:医学部受験と模試

医学部受験生を指導していると模擬試験に関する考えは生徒によりいろいろと違いがあります。
積極的に模試を受ける生徒もいれば、みんなが受けるからしょうがなく模試を受けている生徒、中には極力模試を受けないようにしている生徒まで様々です。
そもそも、模試を受ける意味とは何でしょう?

模試の意味とは

模擬試験を受けるもっとも大きな意味は自分の弱点を浮き彫りにする事です。
模試を受ける事でどの分野が苦手なのかという範囲的なものから、どういった傾向の問題が苦手なのかという問題形式的なものまでいろいろと浮き彫りにすることが出来ます。
また、模試は本番の医学部受験に似た時間構成、緊張感の中で受ける事になりますので受験慣れも見込めます。

模試の結果はどのようにとらえるべきか?

模試を受ければ志望校判定や偏差値が出ますが一喜一憂してはいけません。
模試で見るべきものは偏差値や合格判定ではなく、どこに問題点があるかです。
時間内に解答する事は出来たか?
苦手分野はどこか?
記述問題は苦手ではないか?
マーク式の解答に苦手はないか?
そういったところだけ見れば良いです。
たとえ合格判定でA判定が出ても合格が決まったわけではないですし、逆にE判定が出たからといって不合格が決まったわけではありません。
苦手分野を分析して改善する事がそのまま医学部合格に直結するわけですから、むしろ、苦手分野がわかった事を喜ぶべきです。

では、模試はいつ受けたら良いか?

医学部受験を成功に終わらせるためには当然ながら模試を有効に活用しなければいけません。
では、模試はどのタイミングで受けたら有効なのでしょうか?
①模試があったらとにかく受ける。
②やみくもに受けても意味がないので日頃の勉強に自信がついたら受ける。
どちらが正解でしょうか?
答えとしてはどちらも正解ではありません。
模試を受ける意味は前述したように弱点を把握する事と試験慣れです。
しかし、①のようにやみくもに模試を受けてしまうと日頃の勉強のペースが崩れますし、体力的にも厳しくなります。
一方②のように自信がついてから受ける(このタイプの生徒は実はかなりの数います)と言っていると、自信がつく前に受験間近になってしまいます。
試験慣れと弱点の把握という事を考えると、それなりの数の模試は受けておきたいところ。
少なくとも2~3か月に1度は模試を受けておくのが理想です。

模試を受けた後

模試を受けたら受けっぱなしではまったく意味がありません。
解けなかった問題はケアレスミスも含めて要復習です。
緊張感ある試験の中でのミスはそもそもケアレスミスとは言いません。
ケアレスミスを言い訳にしていると何度でも同じミスを繰り返す事になります。
なぜそういったミスをしたかも含めて分析しましょう。
そして特に復習するべきものは正答率が高いのに自分が解けなかった問題です。
相対評価である受験では人が出来ない問題を解ける必要はありません。
周囲が解ける問題で落とす事が問題なのです。
周囲の正答率が高いにもかかわらず得点に結び付けられなかったという事はその部分は明確に実力不足です。
力を入れて復習し、克服しましょう。
それこそが医学部合格に直結する作業となります。

 

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帝京大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは帝京大学医学部の受験情報を掲載しています。

帝京大学医学部の受験会場について

一次試験、二次試験ともに板橋試験場での受験となります。

帝京大学医学部の受験科目

帝京大学医学部の一次試験は英語、2Bまでの数学、物理・化学・生物、国語の中から任意の3科目選択で行われます。
二次試験は英語の長文読解と5分程度の面接となります。
面接は面接官1人に受験生1人の個人面接です。

帝京大学医学部の数学

帝京大学医学部の数学は数2Bまでの範囲で大問6題での構成。
6題中1題が必須問題で残り5題の中から3題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
帝京大学医学部の問題は任意選択の3題でどの問題を選択するかが鍵を握る。
問題の難易度にはバラつきがあり、選択を誤ると思わぬ差がついてしまう。
解きやすい問題と時間の掛かる問題を即時見分けられるよう数学力を高めておこう。
数学は範囲が2Bまでなので受験はしやすいが、難易度自体は低くないので過去問を数年分解いてみて難しいと感じるようであれば受験科目から外すのが賢明だ。

帝京大学医学部の英語

帝京大学医学部の英語は大問6題での構成。
長文1題が必須で残り5題から3題を選択して解答する形。
解答は記述とマークの併用式である。
数学同様任意の3題での選択が鍵を握る。
選択5題の中には読解も含まれているが、読解を選ばない事も可能。
しかし、読解が苦手という理由で読解以外の文法問題を選択するのはお勧めできない。
解答するのに時間はかかるが難易度自体は読解問題の方が低いからだ。
文法問題には例年いくつか難問が含まれているので、どうしても読解を避けるのであれば語法やイディオムを強化しておこう。
帝京大学医学部独特の180分3科目受験ということで、どの大問を選択するかは他教科との時間の兼ね合いや自身の英語の得意分野などから事前に考えておく必要がある。

帝京大学医学部の化学

帝京大学医学部の化学は大問5題での構成。
1題が必須問題で残り4題から3題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
問題ごとの難易度にそれほど差がないので解きやすい問題を選択すると良いだろう。
難易度的には標準レベル。
受験の頻出問題が中心なのでとっつきやすくはあるだろう。
問題が選択式なので得意分野を選べそうに思えるが、実際は複数の分野にまたがった出題となっているので、全範囲を勉強しておかないと高得点は望めない。
また空所補充形式の問題でやや細かい知識問題があるため、頻出用語を一問一答形式でまとめておくと良いだろう。

帝京大学医学部の物理

帝京大学医学部の物理は大問5題から4題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
必須問題がないため問題選択が一層重要となるように思えるが、実際はどの問題を選んでもあまり差は出ない。
むしろ問題選択に時間をかけすぎない事が重要だ。
難易度は標準レベルで受験の典型問題が中心だが、例年何問かは目新しい問題が出題される。
原子分野の出題はほとんどないがその他の分野からは幅広く出題が見られる。
日頃の学習で難問に取り組む必要はないが、標準問題程度であれば苦手と言える分野がないくらいまでは学習を進めておくこと。
典型問題をしっかりと点数に結び付けられるように準備をしておこう。

帝京大学医学部の生物

帝京大学医学部の生物は大問5題から4題を選択して解答する形。
解答は記述とマークの併用式である。
計算が苦手であれば計算の出る大問を避ける事は出来るが、計算自体は難しくない。
また、計算問題を避けるとその分難しい知識問題を多く解かなければならなくなるので注意が必要だ。
問題の難易度自体は高いものではないが、生態系分野まで範囲に含むので楽ではない。
細胞・遺伝関連は同傾向の問題が頻出しているので過去問をよく見ておこう。

帝京大学の国語

帝京大学医学部の国語は必須の現代文1題と現代文・古文・漢文から2題を選択して解答する形。
解答は記述式。
現代文は漢字、文学史、文中からの語句抜き出しなど出題形式は様々。
問題数が少ないため一つ間違えると大きな失点になる。
ただし、正しい現代文の解法を身に付けておけば高得点を取る事も可能な内容。
古文は文法を重視した読み方が得点に直結する。
この辺りは他学部受験の古文とは傾向が異なるので、大きな意味をつかむ本格的な読解よりも、文法に忠実に一文一文丁寧に読解することを心掛けよう。
漢文はきわめて基本的な内容。
標準的な問題集を1冊仕上げておけば問題ない。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

私立医学部受験と他学部受験の違い

私立医学部受験と他学部受験は受験戦略において大きな違いがあります。
ここではその違いと私立医学部受験生がどのような方針で勉強を進めるべきかをお伝えします。

他学部受験生の受験戦略

一般に他学部受験では60~70%の得点率が合格の目安となります。
英語、数学、物理、化学の4科目であれば60×4で240点くらいが合格のボーダーラインとなります。
例として英語が得意で物理が苦手な生徒がいるとします。
この生徒が英語で80点取ることが出来、数学・化学がボーダーラインの60点を確保できれば、苦手な物理は40点でも合格になります。
さらに数学で70点取れれば、物理は30点でも合格です。
よって他学部受験生は得意科目に力を入れて、苦手科目はほどほどに勉強するという方向性で受験に臨んでも合格は可能です。
極端に得意な科目がある生徒は上記のような受験戦略で偏差値以上の大学に受かるケースも実際にあります。

私立医学部受験生の受験戦略

一方私立医学部を志望する受験生の場合はどうでしょうか?
私立医学部受験は他学部受験に比べると合格ボーダーラインが高いです。
他学部が4科目60点平均の240点で合格可能とすれば、私立医学部は4科目70点平均くらいが合格ボーダーラインとなります。
これが何を意味するかというと、得意科目での貯金が容易でない事を意味します。
苦手科目で20点ボーダーに足りないとすると、得意科目で90点取らなければいけなくなります。
得意科目とはいえ入試問題で90点取るだけでも至難の業ですが、私立医学部受験は現役生向きではない知識問題が出題されます。
こうした知ってるか知らないかだけで勝負が決まる問題は現役生はどうしても不利になります。
この点からも得意科目で得点を上積みする難しさが伝わると思います。
よって私立医学部受験で合格を目指す場合は全科目で偏りなくボーダーラインを超える事を目指して勉強を進めなければなりません。

私立医学部受験:苦手科目の克服はコストパフォーマンスが高い

前述したように私立医学部受験ではバランスよく各科目で点数を取る事が合格への第一歩になります。
たとえボーダーラインに届かない科目があっても、最低限のマイナスでおさえなければ合格はままなりません。
この点は他学部受験と違う私立医学部受験ならではの難しさと言えます。
そしてバランスよく点数を取るためには当然苦手科目の克服に力を入れなければなりませんが、苦手科目を克服するための勉強は得意科目を上積みする勉強よりもはるかにコストパフォーマンスが高いと言えます。
浪人生向けの知識問題も出題される私立医学部受験において、相応の高得点を取るためには時間のある浪人生が隅から隅まで勉強して覚えるような知識を習得する必要があります。
一方苦手科目でボーダーライン付近の点数を取るのであれば、基本~標準レベルの問題を解いていくことで可能です。
後はその基礎から標準レベルの理解が現状足りていないわけですから、それを各々の生徒の状況に合わせて習得させればいいわけです。
80点取れる得意科目を90点取れるようにするため隅から隅まで難問を含めた勉強をするよりは、基本問題をしっかり理解させ苦手科目を50点から70点に引き上げるほうがコストパフォーマンスが高いというのはそういった理由からです。

 

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東京医科大学:不合格にならないための対策

このページでは東京医科大学の受験情報を掲載しています。

東京医科大学の受験会場について

一次試験は東京医科大学または丸ノ内線西新宿駅そばのベルサール新宿グランドでの受験。
二次試験は東京医科大学での受験となります。

東京医科大学の受験科目

東京医科大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と10分程度の面接となります。
面接は面接官3人に受験生1人の個人面接です。
面接は受験番号順に行われるため、受験番号が後ろのほうになると待機時間が長くなります。
願書を早く提出する事で受験番号が前になるので東京医科大学志望の場合は早めに願書を提出しましょう。

東京医科大学の数学

東京医科大学の数学は数3Cまでの範囲で大問2~4題+小問集合問題という構成になっている。
マークシート式である。
問題の難易度自体は標準的で、受験数学の典型問題が多数を占める。
ただし、問題は標準的でも60分という試験時間内で解答しきるにはかなり時間が厳しい。
見直す時間はほとんどないであろう。
見直しが出来ないにもかかわらず高得点が必要な難易度なので、見直し無しでも正確な計算が出来るよう日頃から意識を持って取り組んでおこう。
とにかく時間との勝負なので、問題を見てすぐ手が動く事が望ましい。
マーク式の問題集や標準レベルの問題集を繰り返しやり込み、問題に慣れておこう。

東京医科大学の英語

東京医科大学の英語は大問5題構成。
内容的には発音・アクセント、文法・語法、会話、長文読解2題である。
会話文は前年度までは整序英作文だったので、以前どおりに戻る可能性もある。
発音・アクセントに関してはメジャーなものしか出ないので特別な対策は必要ない。
解答はマークシート式である。
難易度的には難問の類は見当たらず標準的なレベル。
ただし、長文読解の解答形式にクセがあり、空所の中に多数の選択肢の中から正答を選び出す形になっている。
こうした解答形式の場合はまず確実に正答出来る問題から空所補充をしていき、ややこしい選択肢を減らしていくことが肝要だ。
東京医科大学の過去問でこの形式に慣れておこう。
また、長文の内容は医系の文章が多いので、演習を重ねる事で医系英語にある程度慣れておくことが望ましい。

東京医科大学の化学

東京医科大学の化学は大問5題構成。
解答はマークシート式である。
問題の難易度自体は標準的なものなので高得点を取っておきたい。
そのカギとなるのが〔1〕の誤文選択問題。
誤文を選ばせるものだが、選択肢の中に誤文が含まれているとは限らず「誤りはない」の選択肢があるため、しっかりとした理解がないと正答出来ない。
また他にも「誤っているものをすべて選べ」といった確実な理解を問う出題もあり、しっかり理解している生徒とそうでない生徒とではかなり点数に開きが出るので要注意。
東京医科大学は理科の出来が勝負をわけるのでそのつもりで受験に臨もう。

東京医科大学の物理

東京医科大学の物理は大問4~5題での構成。
解答はマークシート式である。
問題の難易度は他科目同様に標準レベルだが、解答は数値計算で答えのみの記入であり途中点が無いため、最終的な数値を誤るとまったく得点にならない厳しい形式と言える。
さらにマークシート式の試験には珍しく、途中に誘導がまったくないので解答への道筋を自分で立てなければならない。
全体を通して素早い式化と計算力が求められるので、受験物理の標準問題を誘導なしで解ききれるよう訓練をしておこう。
なお、例年原子分野まで出題があるので注意が必要だ。
東京医科大学は理科の出来が勝負をわけるのでそのつもりで受験に臨もう。

東京医科大学の生物

東京医科大学の生物は大問4題での構成。
解答はマークシート式である。
問題の難易度は標準からやや難しめ。
さらに文章量が多く、時間配分には気を配る必要がある。
例年最初に高校生物全分野の理解度を問う正誤問題が出題される。
大問2以降は実験考察や知識問題など。
考察問題ではあまり見たことのないような内容が出題されることもある。
落ち着いて解答すれば解ける問題ではあるが、落ち着けるかどうかは時間配分との兼ね合いになる。
そのためには最初の正誤問題に時間を取られ過ぎないことが重要になる。
頻出の遺伝分野では難易度の高い問題も出題される。
標準レベル以上の問題にも取り組み対策をしておこう。
東京医科大学は理科の出来が勝負をわけるのでそのつもりで受験に臨もう。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

金沢医科大学:不合格にならないための対策

このページでは金沢医科大学の受験情報を掲載しています。
なお、こちらの記事で金沢医科大学の現役浪人比率、医師国家試験合格率や学費、家賃の相場などについてお伝えしています。

金沢医科大学の受験会場について

一次試験は金沢医科大学、首都圏生徒は五反田TOCビル本館での受験可能。
二次試験は金沢医科大学での受験となります。

金沢医科大学の受験科目

金沢医科大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と9分+20分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生4人のグループ面接です。
さらにモニターで討論の様子をチェックしている面接官が別室にいます。
金沢医科大学の面接はかなり独特で、事前に9分間課題文を読む時間が与えられ、その課題文について討論を行います。

金沢医科大学の数学

金沢医科大学の数学は数3Cまでの範囲で大問2~4題程度での構成となっているが、実際は小問の集合で構成されている。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベルだが60分という試験時間にしては問題量が多い。
中でも図形に絡めた問題が比較的多いため、図形の把握に時間がかかるようだと厳しい時間がより一層厳しくなるだろう。
出題自体は受験数学の標準的なものが中心なので、標準レベルの問題集をしっかりこなしておこう。
ただし、図形・グラフ関連の問題はもうワンランク上の問題に慣れておいたほうが良い。

金沢医科大学の英語

金沢医科大学の英語は大問5~7題と幅がある。
解答は全問マーク式である。
受験レベルを超えるような語彙力は求められないが、数学同様試験時間60分にしては問題量が多い。
難易度は標準レベルだが文法、アクセント、発音、会話、読解まで幅広く英語力が問われる。
センター試験に似た形式の問題であるため、センター試験の問題を数多く解いておくと良い。
難易度が高くなく、さらにマーク形式であるため高得点を獲得しておきたい。
勝負を分けるのは読解問題。
その中でも3~4行の文章の構造的理解力を問う整序問題や指示語に対応する動詞などを選択させる問題だ。
日頃から構文を意識して文章を読み進めるよう意識付けをしておこう。

金沢医科大学の化学

金沢医科大学の化学は小問集合問題30問弱での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には全範囲からまんべんなく出題されるが、問題自体は入試の定番問題中心。
問題集・過去問を繰り返し演習し、弱点が無いようにしておこう。
また、まんべんなく出題はされるがその中でも重点が置かれているのは理論化学。
溶解度・濃度や酸と塩基の反応、酸化・還元、電池・電気分解などは確実に身に付けておく事。
高得点必須の問題なのでケアレスミスは致命的。
問題はしっかり読むこと。

金沢医科大学の物理

金沢医科大学の物理は大問4題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には原子を除く分野から幅広く出題されている。
問題的には入試基本レベルの問題が多数であるため、難しくはない。
しかし、数値計算や文字式など手間のかかる問題が含まれているため時間的には楽ではない。
また、問題集や過去問では見かけないような出題がなされる年度もある。
その場合は設問中に誘導があるケースが多いので、うまく誘導に乗って解答するよう心がけよう。
計算問題をどれだけ手早くクリアできるかが勝負なので、日頃から時間を意識しながら計算問題の演習に取り組もう。

金沢医科大学の生物

金沢医科大学の生物は化学同様小問集合問題30問弱での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には生態系の分野も含む全範囲から幅広く出題される。
問題自体の難易度は高くはないが、解答方法にクセがあり受験生を悩ませる。
そのクセとは解答に「正しいものを3つ選べ」等の個数指定がなく、「正しいものをすべて選べ」「誤っているものをすべて選べ」など消去法で解答を導き出せない形式になっている事。
あいまいな記憶では正答を導くことは出来ないため、基本的知識に関しては確実に、正確に理解しておく事。
特に実験については正確に頭に入れておこう。

 

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聖マリアンナ医科大学:不合格にならないための対策

このページでは聖マリアンナ医科大学の受験情報を掲載します。

聖マリアンナ医科大学の受験会場について

一次試験は五反田TOCビル13階での受験。
二次試験は聖マリアンナ医科大学本学校舎での受験となります。

聖マリアンナ医科大学の受験科目

聖マリアンナ医科大学の一次試験は英語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と二度の個人面接およびグループ面接となります。
個人面接・グループ面接ともに面接官は2人です。
また、私立医学部の中で面接が明確に点数化されているのは聖マリアンナ医科大学だけで、しかも配点も大きいため2次試験での逆転もかなりの頻度で起こります。

聖マリアンナ医科大学の数学

聖マリアンナ医科大学の数学は傾向がはっきりとしており対策自体は立てやすい。
出題は数列、微分積分、ベクトルが頻出であり、難易度も標準的である。
問題は大問4題構成となっている。
記述穴埋め式である。
本来であれば行列も頻出であったが、新課程では行列の履修がなくなるため、少々読みづらい部分もある。
そのため、2014年度に関しては上記の頻出分野に加え、二次関数、数と式、いろいろな関数と極限あたりまでを合格レベルまで引き上げる必要が出てくるだろう。
多少ひねりのある問題も出題されるが、難易度的にも問題量的にも充分完答が可能な問題である。
しかし、完答が可能という事は同時に合格点が高くなる事も意味するので、取れる問題は確実に点数に結びつける必要がある。
高得点を取るためには頻出範囲に関してはしっかりと基礎を固める事が必須であり、その上でケアレスミスをなくすために受験本番では見直しの時間を確保する事が重要となる。
そのためには微分積分で必要以上の時間を取られないよう、正確かつスピーディな計算力を養っておこう。

聖マリアンナ医科大学の英語

聖マリアンナ医科大学の英語はほぼ大問4題での構成。
記述マーク併用である。
大問2つは文法問題。
誤文指摘や空所補充などの文法的内容と同意語・反意語などの語彙力を問う出題が中心。
文法に関しては難易度は高くないが、知っていれば解ける、知らなければ解けない問題なので知識の抜け落ちが無いよう留意する事。
大半の問題は初見で解答が思い浮かぶレベルまで達していることが望ましい。
残りの大問2つは読解問題。
長文読解は分量も多く、語彙力がないと思わぬ読み違いをしてしまう事もある。
求められる解答も内容説明や和訳が中心となるため、論理的に読み進める事に慣れていないと前後の文脈とつながらない解答をしてしまう事になる。
多少自分のレベルよりも高く、くじけそうになるくらいの英文を、前後のつながりに注意しながら、細かく読み込んでいく訓練が効果的だ。
そうする事で知らない単語が出てきても前後の文脈や指示語から論理的に意味を推察する力が身についてくる。
聖マリアンナ医科大学の場合は速読力は問われない。
じっくり時間をかけて論理的に内容を判断する力を養おう。

聖マリアンナ医科大学の化学

聖マリアンナ医科大学の化学は年度ごとに大問数にバラつきがある。
解答形式は論述と記述穴埋め式。
出題の半数近くが用語や現象について2行~4行程度での論述を求める問題。
論述の訓練をしていない生徒にとってはかなりの難度である。
論述が多い分、他大医学部に比べると計算問題は少ない。
その為、聖マリアンナ医科大学の化学で合格点に届くかどうかは、論述にどこまで対応できるかが非常に大きなウェートを占める。
過去問や問題集等で化学の用語や事象、現象に関して2行程度で論述できるように訓練をしておこう。

聖マリアンナ医科大学の物理

聖マリアンナ医科大学の物理は小問集合問題が1題と大問4題での構成。
解答は記述穴埋め式。
難易度は標準的なものであるが、原子を除くほぼ全範囲から幅広く出題されるため、中途半端な学習では得点は望めない。
例年描画や記述問題の出題があるので、しっかり準備はしておきたい。
また、穴埋め問題で用語や法則の正確な理解を問う出題があるので、教科書をしっかり読み込んでおこう。

聖マリアンナ医科大学の生物

聖マリアンナ大学の生物は大問4~5題構成。
解答形式は記述穴埋め式+聖マリアンナ医科大学の特徴である論述が生物でも課される。
問題に関してはまんべんなく出題されるが、その中でも代謝・遺伝子・恒常性の出題が多い。
出題形式も計算、実験考察、論述による現象の説明など様々。
実験考察や現象の説明などをコンパクトに説明できるよう日頃から訓練を心掛けよう。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

東海大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは東海大学医学部の受験情報を掲載しています。

東海大学医学部の受験会場について

一次試験は五反田TOCビル本館での受験。
二次試験は東海大学伊勢原校舎での受験となります。

東海大学医学部の受験科目

東海大学医学部の一次試験は英語、3Bまでの数学、物理・化学・生物から1科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と10分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生1人の個人面接です。

東海大学医学部の数学

東海大学の数学は数3Bまでの範囲で大問3問の構成となっている。
解答形式は記述式である。
東海大学の数学は非常に素直な問題であり、しっかりと数学を学んできた者にとってはとても取り組みやすいはずだ。
問1は小問が集合した問題であるが、いずれも受験の典型的問題。
問2、問3もセンター試験に似た誘導に乗る形で解答すれば良い問題である。
時間に追われるほどの分量でもないので、基礎的問題を確実に解くことが求められる。
しかし、医学部受験生が集う中で難易度が高くないという事は高得点の争いになる事を意味するため、ケアレスミスは絶対に避けなければならない。
解答形式が答えのみを空所に記述する形式なので、途中点をもらうことが出来ない。
正解か不正解、白黒はっきりしてしまうので、素早さよりも正確さを念頭に置き解答する事を心掛けよう。

東海大学医学部の英語

東海大学の英語は例年ほぼ同じ形式での出題。
文法の総合問題と長文1題、英文和訳と和文英訳という構成。
解答形式は英文和訳と和文英訳のみ記述で、その他はすべてマークシート形式である。
文法の総合問題はいずれも問題集等で何度も出てくる基礎的問題。
長文読解は内容、設問ともに易しい部類と言って差し支えないだろう。
差がつくのは当然、英訳と和訳という事になる。
英文和訳は短い英文の和訳だが、難易度的には高くない。
受験レベルの構文、単語をしっかり学んでいれば問題はないであろう。
和文英訳は短い日本語を英訳するものだが、日本語独特の言い回しを英訳するのはなかなかに難易度が高い。
日本語の言い回しをいかに英語に置き換えられるかの訓練が必要になろう。

東海大学医学部の化学

東海大学の化学は大問5~7題での構成。
解答は記述式である。
東海大学の化学は難易度的には標準レベル。
難問と言えるほどの問題はないため高得点獲得が必須となる。
いわゆる受験の頻出問題が中心であるので学習漏れがないよう日頃の勉強を進める事。
複雑と言えるほどではないが理論化学の計算問題は出題頻度が高いので正確な計算を心掛けよう。
ケアレスミスは命取りとなるので要注意。

東海大学医学部の物理

東海大学の物理は大問4題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
原子分野を除く全範囲から幅広く出題されるが、大半の問題は難易度標準レベル。
当然、高得点の争いとなるが、力学や波動で難易度が高く見える問題の出題もあり、そこを落ち着いて切り抜けられるかで差がつく問題でもある。
まずは標準レベルの問題をしっかりと理解し、その上で過去問に取り掛かろう。
また、一見難易度の高く見える問題も正答への誘導がなされているので、誘導形式の問題に慣れておくことでコツをつかんでおくと良い。

東海大学医学部の生物

東海大学の生物は大問5題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
東海大学の生物は私立医学部らしい問題ではなく、どちらかというと国公立の2次試験に近い。
特に実験考察の問題は問題自体の文章量も多く時間がかかる上に、解答も記述式である。
また他大学ではあまり見られない生態系や医学系問題の出題、植物に関する出題など受験生にとってはかなり負担の大きい問題であり。
東海大学の生物で基準点を取るためには、知識問題を確実に取る事。
そして、実験考察の問題も問題文の内容さえ理解できれば解ける設問になっているので、実験考察に関する土台を強固なものにしておく事。
その為には、結果から考察の仕方を考える練習をしておくと効果的である。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

昭和大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは昭和大学医学部の受験情報を掲載しています。

昭和大学医学部の受験会場について

一次試験は五反田TOCビルでの受験。
二次試験は昭和大学旗の台キャンパスでの受験となります。

昭和大学医学部の受験科目

昭和大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と10分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生1人の個人面接です。
面接は小論文終了後に行われ、直前にアンケート記入有。
アンケートを見ながらの面接になるようです。

昭和大学医学部の数学

昭和大学の数学は数3Cまでの範囲で大問2題+小問群2題の構成となっている。
記述式である。
難易度的には易しいとまでは言えないが受験数学の典型問題が中心なので、問題集等で演習を重ね、標準問題を穴が無い状態まで仕上げておけばよいだろう。
英語と合わせて140分という特異な受験形式に戸惑わない事が重要だ。
問題の難易度は高くないが問題量自体は多いので、英語で時間を稼いでおこう。

昭和大学医学部の英語

昭和大学の英語は例年大問2~4題に収まるがこれといった形式はない。
マークと記述の併用式である。
問題形式に傾向はないものの、昭和大学の英語は難易度的に高くはない。
医学部受験をするに恥ずかしくないだけの勉強をしていれば問題はないレベルだ。
ただし、一昨年まではアクセントや発音なども問われていたのでおろそかにしない事。
むしろ英語の難易度よりも、140分の時間の中で英語とともに受験しなければいけない数学の時間をここで稼げるかが重要だ。
英語は高得点かつ時間をかけずに乗り切れるかどうかが昭和大学合格の肝だ。

昭和大学医学部の化学

昭和大学の化学は大問5~7題での構成。
解答は記述式である。
昭和大学の化学では理論の計算が頻出。
また、無機・有機の分野でも計算を含む出題がある。
しかし、計算問題自体は難易度が高いわけでもなく典型的な問題が多い。
注意すべきは穴埋め問題。
知識問題だがマーク式ではないので、しっかり知識としてアウトプット出来るようになっていなければならない。
細かい知識を要求する問題もあるので、幅広く知識を吸収しておこう。
また、現役生には厳しい問題も含まれているので出来ない問題に気を取られすぎる必要はない。
そういうものなんだと気にせず次の問題へと移ろう。

昭和大学医学部の物理

昭和大学の物理は大問4~5題での構成。
解答は記述式である。
例年原子分野を除く4分野から1題ずつ出題という問題形式。
多くの問題は典型的な問題だが、毎年必ず見慣れない形式の問題が含まれており受験生を焦らせる。
こうした問題は自分だけではなく、他の受験生も焦っているので落ち着いて出題の意図を読み取ろう。
また図を描画させる問題も頻出なので、労を惜しまず手で書く訓練をしておこう。
基本的には一部の見覚えのない問題と多くの基本問題という出題。
範囲が広いので標準レベルの問題集くらいはしっかりと穴なく仕上げておこう。

昭和大学医学部の生物

昭和大学の生物は大問2~4題での構成。
解答は記述式と私立医学部としては珍しい論述問題もある。
昭和大学といえばなんといっても生物である。
高校の学習範囲を超えた内容~最新の医療知識まで非常に難しい設問が含まれる。
そして20~40字程度の文字数で実験や事象に対する論述が課されるのも特徴だ。
うわべの知識だけでなく、解答用紙に表現できるくらいの理解が求められる。
昭和大学の生物は難しいと知りつつも、あえて好きな生物で勝負する生徒も多い。
物理選択と生物選択は半々で合格するので難しくともあきらめずに答案を完成させよう。
まずは解ける問題を確実に点数に結び付ける事が重要だ。
昭和らしい難問に関しては周りもほとんど解けないものと思い、冷静に進めていこう。
また、生物は以前のように大量の空所補充問題は出題されなくなったので、知識的に浪人生に劣る現役生にとっては追い風となるだろう。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策