北里大学医学部:不合格にならないための対策
このページでは北里大学医学部の受験情報を掲載しています。
なお、以下のリンクで北里大学医学部の現役浪人比率、医師国家試験合格率、家賃の相場などをお伝えしています。
→北里大学医学部の現役浪人比 他
北里大学医学部の受験会場について
一次試験、二次試験ともに北里大学相模原キャンパスでの受験となります。
北里大学医学部の受験科目
北里大学医学部の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と適性検査、面接となります。
面接は受験生2人に対して面接官3人で時間にして約20分。
圧迫面接ではなく和やかな空気で行われることが多いようです。
北里大学医学部の数学
北里大学医学部の数学は数3Cまでの範囲で大問3題構成。
大問1が小問集合形式、問2が行列、問3が微分積分というのがこれまでのパターンであったが、新課程で行列がなくなるため、今年度でどの単元が行列の代わりとなるか要注目である。
解答は空所補充および記述式である。
難易度は標準レベルだが微分積分で時間がかかることを考えると、80分の試験時間は決して余裕のあるものではないと思われる。
微分積分は日ごろから面倒がらずに最後まで解ききる訓練をしておく事。
北里大学医学部の英語
北里大学医学部の英語は大問5題での出題。
解答は全問マーク式である。
医系英語の出題が多いため、医系単語をまとめた単語帳を作って勉強を進めていくと良い。
内容的には長文読解、文法、会話文などオーソドックスな内容となっている。
難易度も標準的で、分量も無理のないものなので高得点を狙いたい。
マークシート式という事で悩ましい選択肢が多々あるので、冠詞や前置詞などのあいまいな点は演習を通じてしっかり理解しておく事。
整序英作文は毎年必ず出題されているが、語法の知識を問うものが多いためしっかり克服しておく事。
北里大学医学部の化学
北里大学医学部の化学は大問2~3問+小問集合問題という構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
化学平衡や反応速度をはじめとする計算問題の占める割合が多く、かなりの時間を要すことになる。
そのため計算以外の知識問題では、極力時間を取られないよう、反射的に解答できるようにしておく必要がある。
2科目100分という試験時間をいかに効率よく使えるかが勝負となる。
北里大学医学部の物理
北里大学医学部の物理は小問集合問題を含む大問3題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベルで難問はほとんど出題されない。
範囲的には原子を除く分野から幅広く出題されている。
2科目で100分という試験時間としては問題数が多く余裕はないだろう。
内容把握に時間を要す読解問題があり、ここを落ち着いてクリアできるかが勝負の分かれ目となる。
問題自体は難しくはないので、高得点を狙いたい。
とくに小問集合問題は出来れば満点を取りたいところだ。
難しい問題集は必要ないので、標準レベルの問題集で計算、図表、知識までしっかり身に付けておく事。
北里大学医学部の生物
北里大学医学部の生物はほぼ大問3題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度はやや難レベル。
知識問題は教科書レベルだが、計算、空所補充、実験考察などは細かな知識と深い理解を要するもの。
問題文の長さや計算など時間の掛かる要素も多く、北里大学医学部の理科系科目の中ではもっとも厳しい科目である。
他の理科系科目同様2科目で100分の制限時間で時間的にも厳しい。
ただし、文章量が多く考えさせる問題であるとはいっても、実際は基礎的な知識で対処できるようにはなっているので粘り強く考え解答を導こう。