医学部受験情報

日本医科大学:不合格にならないための対策

このページでは日本医科大学の受験情報を掲載しています。

日本医科大学の受験会場について

一次試験は日本医科大学武蔵境校舎(JR中央線武蔵境駅南口より徒歩2分)での受験。
二次試験は日本医科大学医学部教育棟(東京メトロ千代田線千駄木駅、根津駅より徒歩8分)での受験となります。

日本医科大学の受験科目

日本医科大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と30分程度のグループ討論、10分程度の面接となります。
グループ討論は面接官3人と受験生6人で行われています。
面接は面接官3人に受験生1人の個人面接です。

日本医科大学の数学

日本医科大学の数学は数3Cまでの範囲で例年大問3題の構成となっている。
記述式である。
日本医科大学の数学といえば少し前までは私立医大トップクラスの難易度で、50%程度の得点でも合格ラインとなっていたが、近年は易化傾向にある。
ただし、易化傾向にあるとはいっても受験の典型問題といった問題はあまり見られず、他大学では見慣れない形式の問題や解答に時間の掛かる問題が多い。
よって、厳しい問題である事は間違いない。
典型問題が見られないという事は思考力を試されるという事だが、一つだけ解答の手がかりになるものがある。
それが問題中の誘導だ。
日本医科大学の数学はこの誘導に上手に乗っていけるかどうかが重要。
また大問中にある最初の問題の解答がその後の問題を解くうえで重要となるので出足でつまづかない事が求められる。
誘導形式の問題は慣れていないと戸惑うので過去問を活用して慣れておく事。
出題者の意図がどういったものであるかを考えて解いていくと良い。

日本医科大学の英語

日本医科大学の英語は長文3題と英作文1題での構成が基本構成。
記述・選択式である。
英作文に関しては1行程度の日本語を英訳する形。
年度によっては長文の中に空所が設けられ、前後の文脈から適切な文章を作文しなければいけない事も。
英作文自体は基本的な文法事項が理解できていればそれほど難しいものではないが、その分差がつきにくいので落とさないようにしっかり対策をしておく必要がある。
日本医科大学の英語で勝負を分けるのは何といっても長文読解。
なかでも和訳問題と空所補充が差がつきやすい。
和訳問題は構文的な理解が身についていないと、点数は望めない。
基本的な事ではあるが節、時制、主語、目的語などしっかり把握して読み込む習慣を日頃から養ったうえで、日本語として不自然ではない言葉で解答用紙に記述できるよう訓練しておこう。
空所補充は類似単語、同意単語などを受験生に自由に記述させる日本医科大学独特の形式。
語彙力を増やしておく必要がある。
日本医科大学の英語は総合力を問う問題で難易度的にはやや難しいレベル。
語彙力の強化、構文の確実な理解および解答用紙にアウトプットする訓練はすぐに出来るものではない。
日本医科大学を志望校とする場合は少しでも早い段階からこうした対策に取り組んでおこう。

日本医科大学の化学

日本医科大学の化学は大問4~5題での構成。
解答は記述式である。
日本医科大学の化学は難問・奇問といった類の出題こそ見られないものの、年に数校しか出題されないCODの問題まで出題されているため、幅広い分野の知識を身に付けていることが求められる。
計算問題や実験問題が多めに出題される。
分量も多く、計算にも手間がかかるため受験当日の時間配分は要注意だ。

日本医科大学の物理

日本医科大学の物理は大問4題での構成。
原子をのぞくほぼ全分野からまんべんなく出題されている。
解答は穴埋め式である。
難易度的には標準レベルではあるが、数問難題が混在している。
難問につかまってしまうと時間が厳しくなるため、問題を解いていく順番には気を配りたい。
解答は答えのみを記入する形式であるため、ケアレスミスには特に注意したい。

日本医科大学の生物

日本医科大学の生物は大問3題での構成。
解答は記述・選択式である。
日本医科大学の生物は生態系の分野も含む生物全範囲から複合的に問題が出題される。
標準問題中心ではあるが範囲が広いため負担は軽くない。
図の読み取りや実験考察問題の出題が多いため、そうした問題には数多くあたって吸収しておこう。
日本医科大学の生物で基準点を取るためにはこうした標準問題は確実に得点した上での+αが求められる。
そのカギを握るのが論述問題だ。
例年字数制限のない論述での解答を求められる問題が2題程度出題される。
字数制限こそないものの解答用紙には2行程度しか解答欄が与えられていないので端的に要約する力が求められる。
当然一朝一夕で論述力は身に付かないので、日医を第一志望とする場合は語句の意味を明瞭に記述出来るように訓練をしておく必要がある。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

埼玉医科大学:学費、現役浪人比、留年について

このページでは埼玉医科大学の現役生・浪人生の比率、初年度納付金や入学後の留年状況、国家試験の合格率についてお伝えしています。
また、生徒達が一人暮らしをする際の家賃についても参考程度にお伝えしていますので、受験時の参考になれば幸いです。
なお、埼玉医科大学の受験対策については以下のリンクでお伝えしています。
埼玉医科大学:不合格にならないための対策

埼玉医科大学合格者:現役生と浪人生の比率

2014年度の埼玉医科大学の合格者内訳を見ると、現役生が約14%、浪人生が約86%となっています。
2浪以上の多浪生の割合は約47%で私立医学部の平均約39%比較すると、少なくとも多浪生に不利な学校ではないと言えます。
現役生の私立医学部合格率の全国平均は約26%ですから、現役生有利とは言えません。

埼玉医科大学:どれくらいの生徒が留年するのか?

1年生は3~5人ほど、2年生以降は一学年あたり5~10人程度の留年があるようです。

埼玉医科大学:国家試験合格率

新卒生の国家試験合格率は100%と平均の約92%を大きく超える数字でした。
さすがに100%は出来すぎとしても、平均を超える年が多く合格率はかなりの水準です。

埼玉医科大学:初年度納付金

埼玉医科大学の初年度納付金は8250000円です(必ず募集要項でご確認ください)。
入学後に任意の寄付金があります。
補欠合格の場合は金額が上がるという話も・・・。

埼玉医科大学に通う生徒の家賃はどれくらい?

学校付近であれば7~8万円程度。
駅付近で4~6万円程度。

 

医学部学校別情報

岩手医科大学:不合格にならないための対策

このページでは岩手医科大学の受験情報を掲載しています。
また、岩手医科大学の現役浪人比率や医師国家試験合格率、家賃の相場などは以下のリンクでお伝えしています。
岩手医科大学の現役浪人比、国家試験合格率、学費、家賃の相場

岩手医科大学の受験会場について

一次試験は岩手医科大学(矢巾キャンパス)、東京(TKP市ヶ谷カンファレンスセンター)、大阪(大阪ガーデンパレス)、札幌(ポールスター札幌)、福岡(エルガーラホール)での受験。
二次試験は岩手医科大学(矢巾キャンパス)、東京(ベルサール神田)での受験となります。

岩手医科大学の受験科目

岩手医科大学の一次試験は英語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と15分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生1人の個人面接です。
面接は圧迫面接ではなく和やかな雰囲気で行われるが、予定時間より15分程度早まることも。
そのため、面接会場には少し早い到着を心掛けたい。

岩手医科大学の数学

岩手医科大学の数学は数3Cまでの範囲で大問3題程度での構成となっている。
解答は記述穴埋め式である。
岩手医科大学の数学は広い範囲から幅広く出題されている。
一応、場合の数・確率、微分積分が頻出ではあるが、全範囲穴なく仕上げておくことが必要。
例年大問の3問目に一筋縄ではいかない時間を要する問題が出題されるため、60分という試験時間は決して余裕のあるものではない。
岩手医科大学の数学は複数単元にまたがった総合問題へと変貌した。
そのため受験数学の頻出問題を解けるだけでは合格点を取る事が難しい。
総合問題に慣れるために国公立上位校の問題をこなして総合力を養っておくと良いだろう。

岩手医科大学の英語

岩手医科大学の英語は毎年同じような構成。
短めの長文読解2題と空所補充タイプの文法問題、整序英作文と和文英訳である。
解答は記述・マーク併用。
岩手医科大学の英語は難易度的には高くない。
受験の頻出問題で一通り弱点をなくしておけば通用する。
長文読解も実際には空所に適語を補充する文法問題であり、読解力や文脈の把握、行間を読む力は必要とされない。
医系単語も必要ないと言って良い。
長文読解の空所補充には適語をそのまま補充するものと、必要に応じて語形を変化させて補充するものに分かれており、勝負を分けるのは後者だ。

岩手医科大学の化学

岩手医科大学の化学は大問4~5題での構成。
解答は記述穴埋め式である。
例年教科書レベル~入試頻出問題中心の出題で傾向に変化が見られない。
理論分野の計算でやや複雑な計算問題が出題されるので充分に対策を練っておこう。
傾向に変化が見られず、難易度が高くないという事で高得点必須。
ケアレスミスが命取りになる。

岩手医科大学の物理

岩手医科大学の物理は大問3題での構成。
解答は記述式である。
基本問題中心の構成で難易度は高くはないが、他大ではあまり出題されない原子分野からの出題も見られるので要注意。
基本問題中心なのでミスは許されない。
高得点の争いとなる。
記述式であるので単位の付け忘れなどで点を落とす生徒が散見される。
不注意を自覚している生徒は日頃から丁寧な回答作りを心掛け、当日にミスが出ないようにしておこう。

岩手医科大学の生物

岩手医科大学の生物は大問3題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
難問はなく教科書~頻出受験問題レベルの用語確認や実験考察中心。
過去問と類似した問題も頻出しているので過去問は有効活用しよう。
計算問題も出題されるので、問題集レベルの計算問題はしっかり解けるようにしておく事。
教科書を中心に問題集を活用すれば対策可能な問題であるため、高得点必須。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

杏林大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは杏林大学医学部の受験情報を掲載しています。
また以下のリンクで杏林大学医学部の現役浪人比、学費、医師国家試験合格率、家賃相場などをお伝えしています。
杏林大学医学部:学校情報

杏林大学医学部の受験会場について

一次試験は杏林大学三鷹キャンパスもしくは五反田TOCでの受験。
二次試験は杏林大学三鷹キャンパスでの受験となります。

杏林大学医学部の受験科目

杏林大学医学部の一次試験は英語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2分野4科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と面接になります。
面接は個人面接形式。
受験生1人に対して面接官2人で時間にして約10分。
和やかな空気で行われることが多いようです。

杏林大学医学部の数学

杏林大学医学部の数学は数3Cまでの範囲で近年は大問3~5題構成。
解答はマークシート式である。
確率からの出題が少ないという特徴がある。
微分積分は必須。
60分という制限時間では完答するのが難しい。
例年非常に時間を要する問題が混じっており、そこで詰まってしまうと時間が厳しくなる。
時間の掛かる問題は捨てて、解ける問題を確実に解くことが杏林大学医学部の数学を乗り切るための重要な要素である。
また、上手に誘導に乗ることが出来るか否かがマークシート方式のポイントなので、誘導型の問題に慣れておく必要がある。

杏林大学医学部の英語

杏林大学医学部の英語は長文2題と会話文、正誤問題、文法・語法を問う空所補充問題の構成。
解答は全問マーク式である。
試験時間が60分と短いため、文法問題、正誤問題をスピーディにこなす必要がある。
そのためには文法問題、正誤問題に必ず含まれる難問を切り捨てる勇気が必要。
数学でもそうだが杏林大学医学部で合格を勝ち取るためには、難問が出題されてもビクつかない度胸が必要だ。
解けない問題は周りも解けないと割り切って進めていこう。
長文2題は医系単語を学習していても見覚えのない単語が頻出するため一見難しく感じるが、筆者の伝えたいことをくみ取れば単語がわからなくても正答を選択できるようになっている。
そのためには日頃から、見慣れない単語が出たときにいちいち辞書を引くのではなく、筆者が何を伝えたいのかという事を意識して文脈を追い、一通り読み切る訓練が効果的。

杏林大学医学部の化学

杏林大学医学部の化学は大問3~4題という構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は基本~標準レベル。
杏林大学医学部の問題としては異例ともいえる基本問題中心の構成。
範囲はまんべんなく出題されるが、内容自体は教科書レベル~受験頻出問題で対応可能。
これだけ基本的な問題だと当然高得点必須。
ケアレスミスは命取りになるので、日頃から雑な解答をしないようケアレスミスの防止に努めておこう。

杏林大学医学部の物理

杏林大学医学部の物理は大問4題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベルであるが、一部問題条件に一工夫加えられて難しいものも含まれる。
また大問の中で問題が進むにつれて難度が高くなる傾向がある。
試験時間にあまり余裕がないので、解ける問題から確実に解く事。
2012年から難易度が下降傾向にあるため、標準レベルの問題が増えている。
とは言え難問も含まれてはいるので、解けない問題が出てきても慌てず他の問題に移る事。
杏林大学医学部の入試はそういうものなんだというくらいに思っておけば良い。

杏林大学医学部の生物

杏林大学医学部の生物は大問2~3題での構成。
解答は全問マーク式である。
以前は難問が多数含まれていたが2012年から難易度が下がり標準問題中心となった。
そのため、求められる得点も上がったと考えてよい。
杏林大学医学部の生物は私立医学部の生物としてはめずらしく頻出分野とそうでない分野に分かれている。
範囲が広くないかわりに深い理解を求める問題が多く、実験考察やグラフの読み取り等が中心となる。
図説などを用いて理解を確実なものにしておこう。
また、生物でも杏林大学医学部らしく、難問が1~2問混じっているので、受験前から「解けない問題が混じっている」くらいに認識しておくと良いだろう。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

医学部専門家庭教師による受験対策:早期始動の意味

中学生~高校2年生から医学部対策を始める意味

近年の医学部受験は標準レベルの問題をいかに数多く正答するかが求められています。
そのためには、より確実に、より素早くという相反する能力を身に付ける必要があります。
医学部受験では他学部受験に比べ全分野から幅広く出題されるという特徴があります。
問題そのものは標準レベルであっても、膨大な範囲の知識を確実なものとするにはやはりそれなりの時間を要します。
特に2科目課される理科系科目はどうしても後回しになりがちなので、後々に理科系科目に充分な時間を割くためにも英語や数学は早期始動が有利なのは言うまでもありません。
英語・数学の2科目は時間がかかる科目でもあり、この2科目が配点的に大きい医学部は多いです。
また、英語・数学は憶えれば済むという暗記科目ではないため一たび苦手が生じると取り返す事はたやすくありません。
弱点の強化に予備校に通う生徒は多いですが、予備校は基礎分野は出来ていて当たり前という前提でテキストが作成されているため、基礎分野の説明は意外とあっさりしています。
この状態で予備校に通っていても講義を聴いてわかった「つもり」になって帰ってくることになります。
わかった「つもり」が積もり積もると、実際は穴だらけになります。
勉強というのは「わかった」あとに自分で解きなおしてはじめて「理解した」という事になります。
しかし、苦手を作ってしまう生徒というのはこの解きなおしという作業を驚くほどしていません。
当然英語も数学も弱点だらけになってしまいます。
高3までこの2科目で苦手を残してしまうと苦手の克服で精いっぱいになってしまい、理科系科目が中途半端な状態で医学部受験当日を迎える事になります。
また、実際には苦手の克服さえできずに受験当日を迎えてしまう生徒が大半です。
当然、確実な知識さえ身に付けていないのに、それを素早く処理する訓練など出来ているはずがありません。
その結果が不合格となって跳ね返ってきます。

 

医学部専門家庭教師による学年別受験対策

医学部専門家庭教師による受験対策:高校3年生の受験対策

高校3年生の医学部受験対策

高校3年生で家庭教師をお考えという事はまず間違いなく苦手科目があることと存じます。
私たちは医学部受験対策を専門に行っている家庭教師だからこそ厳しいことを伝えなければなりません。
現在の医学部受験は難問の類は少ないかわりに、とても幅広い範囲の知識が求められます。
そのため、お子様の置かれた状態もよくわからないにもかかわらず、「合格できます」「合格させます」とは言いたくありません。
幅広い分野からまんべんなく出題される医学部受験では、やはり最低限の勉強量とこれまでに身に付けている知識の量が問われます。
学校別の対策に取り組むレベルまで引き上げるにはある程度の時間は必要です。
だらだらと過ごしてきて高3になって焦っているような状態なら現役での合格は難しいでしょう。
もちろん、学校別の対策を行えるレベルまで最短距離で持っていく指導は行います。
しかし、医学部はそんなに容易く合格できるものでない事はお父様お母様はご存じのとおりです。
そのため、浪人前提の指導を行い2年計画で合格に導いたケースもあります。
逆に、だらだらとは過ごしてこなかったが、どうにも伸び悩んでしまっている教科がある生徒の場合は、成績を伸ばしやすいと言えます。
だらだらと過ごさず、しっかり勉強をしてきているという事は、高いモチベーションを持ちつつ、なおかつある程度の絶対的勉強量も確保しているはずです。
それにもかかわらず成績が伸び悩んでいるという事は「自分では見つけられない要因」があるという事です。
たいていは①基礎分野に未完成の部分があり、そこに生徒本人が気付いていないケースですが、他にも②ノートを取る事自体が目的になっていて、思いのほか頭に入っていなかったり、③解答をみて理解したつもりで解きなおしを行っていなかったり、様々な要因が考えられます。
医学部合格に必要な要素は絶対的な勉強量と効率的な学習の2要素です。
ある程度の勉強量を確保できているのであれば、あとは効率の部分です。
成績アップを阻害している要因を特定し、改善を図る事で勉強の効率が上がり成績も上がります。
また、苦手分野を最短距離で穴埋めするのは家庭教師が間違いなく最適です。
生徒自身も気付いていない苦手部分を見つけ出し、ピンポイントで指導します。
一つの苦手分野の理解が深まると相乗効果で他分野の理解も深まり得点が上がります。

 

医学部専門家庭教師による学年別受験対策

医学部専門家庭教師による受験対策:浪人生の受験対策

浪人生の医学部受験対策

浪人生は現役生と比べて圧倒的なアドバンテージがあります。
それは勉強のために確保できる時間が現役生に比べ圧倒的に多いという事です。
現役生が18時~21時まで予備校に通い、自宅に帰り夕食を採り、22時~1時まで勉強するとして「自分のペースで勉強できる時間」は夕食後の3時間だけです。
一方浪人生は同じ時間を予備校で過ごしたとしても、夕食後の3時間と午前中、昼食後18時までがまるまる勉強時間として確保できます。
優に現役生の3倍程度「自分のペースで勉強できる時間」が確保できます。
この「自分のペースで勉強できる時間」というのは弱点の克服に充てるもよし、英単語を覚えるもよし、過去問対策に使うもよしと非常に有意義な時間になります。
この時間を現役生の3倍使えるわけですから、これがアドバンテージにならないわけがありません。
現役時代にまったく成績の足りなかった生徒でも合格レベルまで達する事は可能です。
ただし、その時間をしっかり使えれば・・・です。
このアドバンテージとなる時間を最大限有効に使うためには、ダラダラとその日やりたいことをやるような使い方ではダメです。
浪人生の場合は時間的ゆとりがあるのをいいことに現役時代よりも勉強をしなくなる生徒がいます。
時間的なアドバンテージがあるのは間違いないですが、実力が足りなくて一度落ちているのだという事を認識してしっかり取り組むべきです。
また、いくら時間があるとはいえ夏を過ぎると、やはり時間は足りなく感じるものです。
できればゆとりがある夏までに最低でも苦手分野は克服するようにしましょう。
浪人生の場合は受験に失敗しているわけですから、家庭教師を考えるのであれば2~4月がベストです。
この時期は受験に失敗したばかりで生徒本人にも「自分のやり方が間違っていた」という現実が突きつけられています。
そのため、このタイミングこそがご両親の声に耳を傾けるタイミングでもあります。
勉強方法の見直しや苦手分野の発見は早ければ早いほど効果があります。

 

医学部専門家庭教師による学年別受験対策

北里大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは北里大学医学部の受験情報を掲載しています。
なお、以下のリンクで北里大学医学部の現役浪人比率、医師国家試験合格率、家賃の相場などをお伝えしています。
北里大学医学部の現役浪人比 他

北里大学医学部の受験会場について

一次試験、二次試験ともに北里大学相模原キャンパスでの受験となります。

北里大学医学部の受験科目

北里大学医学部の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と適性検査、面接となります。
面接は受験生2人に対して面接官3人で時間にして約20分。
圧迫面接ではなく和やかな空気で行われることが多いようです。

北里大学医学部の数学

北里大学医学部の数学は数3Cまでの範囲で大問3題構成。
大問1が小問集合形式、問2が行列、問3が微分積分というのがこれまでのパターンであったが、新課程で行列がなくなるため、今年度でどの単元が行列の代わりとなるか要注目である。
解答は空所補充および記述式である。
難易度は標準レベルだが微分積分で時間がかかることを考えると、80分の試験時間は決して余裕のあるものではないと思われる。
微分積分は日ごろから面倒がらずに最後まで解ききる訓練をしておく事。

北里大学医学部の英語

北里大学医学部の英語は大問5題での出題。
解答は全問マーク式である。
医系英語の出題が多いため、医系単語をまとめた単語帳を作って勉強を進めていくと良い。
内容的には長文読解、文法、会話文などオーソドックスな内容となっている。
難易度も標準的で、分量も無理のないものなので高得点を狙いたい。
マークシート式という事で悩ましい選択肢が多々あるので、冠詞や前置詞などのあいまいな点は演習を通じてしっかり理解しておく事。
整序英作文は毎年必ず出題されているが、語法の知識を問うものが多いためしっかり克服しておく事。

北里大学医学部の化学

北里大学医学部の化学は大問2~3問+小問集合問題という構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
化学平衡や反応速度をはじめとする計算問題の占める割合が多く、かなりの時間を要すことになる。
そのため計算以外の知識問題では、極力時間を取られないよう、反射的に解答できるようにしておく必要がある。
2科目100分という試験時間をいかに効率よく使えるかが勝負となる。

北里大学医学部の物理

北里大学医学部の物理は小問集合問題を含む大問3題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベルで難問はほとんど出題されない。
範囲的には原子を除く分野から幅広く出題されている。
2科目で100分という試験時間としては問題数が多く余裕はないだろう。
内容把握に時間を要す読解問題があり、ここを落ち着いてクリアできるかが勝負の分かれ目となる。
問題自体は難しくはないので、高得点を狙いたい。
とくに小問集合問題は出来れば満点を取りたいところだ。
難しい問題集は必要ないので、標準レベルの問題集で計算、図表、知識までしっかり身に付けておく事。

北里大学医学部の生物

北里大学医学部の生物はほぼ大問3題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度はやや難レベル。
知識問題は教科書レベルだが、計算、空所補充、実験考察などは細かな知識と深い理解を要するもの。
問題文の長さや計算など時間の掛かる要素も多く、北里大学医学部の理科系科目の中ではもっとも厳しい科目である。
他の理科系科目同様2科目で100分の制限時間で時間的にも厳しい。
ただし、文章量が多く考えさせる問題であるとはいっても、実際は基礎的な知識で対処できるようにはなっているので粘り強く考え解答を導こう。

 

医学部学校別情報

(私立医学部)近畿大学医学部:学費、現役浪人比、留年について

このページでは近畿大学医学部の現役生・浪人生の比率、初年度納付金や入学後の留年状況、国家試験の合格率についてお伝えしています。
また、生徒達が一人暮らしをする際の家賃についても参考程度にお伝えしていますので、受験時の参考になれば幸いです。

近畿大学医学部合格者:現役生と浪人生の比率

2014年度の近畿大学医学部の合格者内訳を見ると、現役生が約23%、浪人生が約77%となっています。
2浪以上の多浪生の割合は非公表ですが、30~40代の生徒もちらほら見かけるという話があるので多浪生に不利ではないはずです。
現役生の私立医学部合格率の全国平均は約26%ですから、現役生は苦戦を強いられていると言えます。

近畿大学医学部:どれくらいの生徒が留年するのか?

学年ごとの留年数はデータがありませんが667人の生徒中、33人が留年。
全体の約5%が留年している計算です。
内部生からは1学年5人程度という話もあります。

近畿大学医学部:国家試験合格率

新卒生の国家試験合格率は90.6%と平均の約92%には及びませんが、近3年は90%を超えています。

近畿大学医学部:初年度納付金

近畿大学医学部の初年度納付金は6804500円です(必ず募集要項でご確認ください)。

近畿大学医学部に通う生徒の家賃はどれくらい?

学校付近であればワンルーム4万円~。
7~8万円台から3LDKも可能だそうです。

 

医学部学校別情報

(私立医学部)杏林大学医学部:学費、現役浪人比、留年について

このページでは杏林大学医学部の現役生・浪人生の比率、初年度納付金や入学後の留年状況、国家試験の合格率についてお伝えしています。
また、生徒達が一人暮らしをする際の家賃についても参考程度にお伝えしていますので、受験時の参考になれば幸いです。
以下のリンクでは杏林大学医学部の対策をお伝えしています。
杏林大学医学部:不合格にならないための対策

杏林大学医学部:現役生と浪人生の比率

2014年度の杏林大学医学部の合格者内訳を見ると、現役生が約16%、浪人生が約84%となっています。
2浪以上の多浪生の割合は約34%で私立医学部の平均約39%比較すると多浪生はいくぶん苦戦気味という傾向が出ています。
現役生の私立医学部合格率の全国平均は約26%ですから、現役有利とは言えません。
ただし、杏林大学医学部はクリーンな入試で有名です。
しっかり対策を練って、点数を取りさえすれば文句なしで合格します。
ですから上記のデータはあくまで傾向ととらえてしっかり勉強を進めましょう。

杏林大学医学部:どれくらいの生徒が留年するのか?

各学年でちらほらと留年生が出ますが、近3年では2年生から3年生に進級できない生徒が15名程度、3年生から4年生に進級できない生徒が10名程度出ています。

杏林大学医学部:国家試験合格率

新卒生の国家試験合格率は93.6%と平均の約92%を超えています。
さらに近年じりじりと合格率を上げていますので、今後にも期待が抱けます。

杏林大学医学部:初年度納付金

杏林大学医学部の初年度納付金は10050700円です(必ず募集要項でご確認ください)。

杏林大学医学部に通う生徒の家賃はどれくらい?

学校付近でワンルーム6万円弱程度。
大学自体が三鷹と調布の中間あたりに位置しているので、学校を離れるとさらに賃料が上がるケースもあります。
駅までは歩くと距離がありますが、バスの本数はかなり出ていますので困る事はないでしょう。

 

医学部学校別情報

1 2 3 5