埼玉医科大学:不合格にならないための対策
このページでは埼玉医科大学の受験情報を掲載しています。
なお、以下のリンクで埼玉医科大学の現役浪人比率、医師国家試験合格率、留年数、学費、家賃の相場についてお伝えしています。
→埼玉医科大学:現役浪人比、国家試験合格率など
埼玉医科大学の受験会場について
一次試験は五反田TOCビル13階での受験。
二次試験は埼玉医科大学本学校舎での受験となります。
埼玉医科大学の受験科目
埼玉医科大学の一次試験は外国語、2Bまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科、小論文で行われます。
小論文は名前こそ小論文ですが、マーク式による回答で基礎学力試験と考えて差し支えない内容です。
二次試験は約10分間の面接となります。
面接は面接官4人に受験生1人の個人面接です。
埼玉医科大学の数学
埼玉医科大学の数学は数2Bまでの範囲で大問4問の構成となっている。
マークシート式である。
埼玉医科大学の数学は問題レベルとしては標準レベルであり、60分の試験時間で充分に完答可能。
例年大問4題のうち、2題で微分・積分、場合の数・確率の出題が見られる。
微分・積分、場合の数・確率に関しては標準的難易度の埼玉医科大学の数学の中では難問と言われる問題も見られる。
難問に時間を取られてしまうと精神的ゆとりがなくなり焦りが生じ、普段は取れる問題を落とすことになりかねない。
まずは解ける問題から確実に解き、精神的にゆとりを持った状態で上記問題に取り掛かろう。
埼玉医科大学の英語
埼玉医科大学の英語は小問50~60題。
マークシート式である。
埼玉医科大学の英語における特徴は何といってもその問題数。
長文は分量的に多くないが、文法・会話・内容一致・空所補充。グラフを用いたものなど出題形式はバラエティに富み、多岐にわたっている。
80分という試験時間の中でいかに効率よく、確実にマーク出来るかが問われる。
難易度的には基本中の基本と言える問題から、重箱の隅をつつくような知識を問うものまでバラつきがある。
短文を用いた問題が多数なので、センター試験レベルの英文を制限時間を設けて速読する訓練が効果的。
前述した重箱の隅をつつくような問題が解けなくても焦る必要はない。
こうした問題は知らなければ解けない問題であり、周囲の受験生も同様に解けないケースが大半だ。
解ける問題を確実にミスなく点に結びつければ合格点には達するはずだ。
埼玉医科大学の化学
埼玉医科大学の化学は大問1~2題で残りは小問の集合であったり、大問4題できれいに区別されていたりと問題構成的にはこれといった特徴はない。
ただし、例年マーク数が50程度あるうえに、計算問題が少なからず含まれているため、時間的にはかなり厳しいものであるという認識が必要である。
解答はマークシート式である。
難易度的には標準的なレベルであり受験化学の定番といえる問題の集まりである。
ただし、出題が全範囲からまんべんなく見られるので、知識的に曖昧な箇所が出ないように学習を進めなければならない。
また、計算問題に時間を奪われると、知っている問題なのに手が回らなかった(それだけ時間的に厳しい)という事になりかねないので、スムーズな計算式を作れるよう対策は行っておこう。
埼玉医科大学の物理
埼玉医科大学の物理は大問3題での構成。
解答はマークシート式である。
力学・電磁気で大問各1題ずつ。
あとは熱力学か原子分野からの出題が基本パターン。
難易度的には標準レベルだが、制限時間が50分にしては問題量が多く、計算力が問われる。
日頃の学習から制限時間を設けて取り組んでおきたい。
埼玉医科大学の生物
埼玉医科大学の生物は大問4題での構成。
解答はマークシート式である。
大問4題のうち半分は小問の集合問題。
集合問題は語句説明などの知識問題。
難易度的には易しい部類なので、ここで得点を稼げないようでは合格はおぼつかない。
確実に得点に結び付けよう。
残りの大問2題は考察や計算を含む問題。
こちらは難易度が高くなっているので、腰を据えて取り掛かる必要がある。
例年、難しい大問2題が最初に出題されるので、いったん飛ばして集合問題から取り掛かろう。
埼玉医科大学の生物はまず小問の集合問題から解答し、残りの大問に対処するのが基本。
全体の難易度は高くないので高得点の確保が求められる。