金沢医科大学:不合格にならないための対策
このページでは金沢医科大学の受験情報を掲載しています。
なお、こちらの記事で金沢医科大学の現役浪人比率、医師国家試験合格率や学費、家賃の相場などについてお伝えしています。
金沢医科大学の受験会場について
一次試験は金沢医科大学、首都圏生徒は五反田TOCビル本館での受験可能。
二次試験は金沢医科大学での受験となります。
金沢医科大学の受験科目
金沢医科大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と9分+20分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生4人のグループ面接です。
さらにモニターで討論の様子をチェックしている面接官が別室にいます。
金沢医科大学の面接はかなり独特で、事前に9分間課題文を読む時間が与えられ、その課題文について討論を行います。
金沢医科大学の数学
金沢医科大学の数学は数3Cまでの範囲で大問2~4題程度での構成となっているが、実際は小問の集合で構成されている。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベルだが60分という試験時間にしては問題量が多い。
中でも図形に絡めた問題が比較的多いため、図形の把握に時間がかかるようだと厳しい時間がより一層厳しくなるだろう。
出題自体は受験数学の標準的なものが中心なので、標準レベルの問題集をしっかりこなしておこう。
ただし、図形・グラフ関連の問題はもうワンランク上の問題に慣れておいたほうが良い。
金沢医科大学の英語
金沢医科大学の英語は大問5~7題と幅がある。
解答は全問マーク式である。
受験レベルを超えるような語彙力は求められないが、数学同様試験時間60分にしては問題量が多い。
難易度は標準レベルだが文法、アクセント、発音、会話、読解まで幅広く英語力が問われる。
センター試験に似た形式の問題であるため、センター試験の問題を数多く解いておくと良い。
難易度が高くなく、さらにマーク形式であるため高得点を獲得しておきたい。
勝負を分けるのは読解問題。
その中でも3~4行の文章の構造的理解力を問う整序問題や指示語に対応する動詞などを選択させる問題だ。
日頃から構文を意識して文章を読み進めるよう意識付けをしておこう。
金沢医科大学の化学
金沢医科大学の化学は小問集合問題30問弱での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には全範囲からまんべんなく出題されるが、問題自体は入試の定番問題中心。
問題集・過去問を繰り返し演習し、弱点が無いようにしておこう。
また、まんべんなく出題はされるがその中でも重点が置かれているのは理論化学。
溶解度・濃度や酸と塩基の反応、酸化・還元、電池・電気分解などは確実に身に付けておく事。
高得点必須の問題なのでケアレスミスは致命的。
問題はしっかり読むこと。
金沢医科大学の物理
金沢医科大学の物理は大問4題での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には原子を除く分野から幅広く出題されている。
問題的には入試基本レベルの問題が多数であるため、難しくはない。
しかし、数値計算や文字式など手間のかかる問題が含まれているため時間的には楽ではない。
また、問題集や過去問では見かけないような出題がなされる年度もある。
その場合は設問中に誘導があるケースが多いので、うまく誘導に乗って解答するよう心がけよう。
計算問題をどれだけ手早くクリアできるかが勝負なので、日頃から時間を意識しながら計算問題の演習に取り組もう。
金沢医科大学の生物
金沢医科大学の生物は化学同様小問集合問題30問弱での構成。
解答は全問マーク式である。
難易度は標準レベル。
範囲的には生態系の分野も含む全範囲から幅広く出題される。
問題自体の難易度は高くはないが、解答方法にクセがあり受験生を悩ませる。
そのクセとは解答に「正しいものを3つ選べ」等の個数指定がなく、「正しいものをすべて選べ」「誤っているものをすべて選べ」など消去法で解答を導き出せない形式になっている事。
あいまいな記憶では正答を導くことは出来ないため、基本的知識に関しては確実に、正確に理解しておく事。
特に実験については正確に頭に入れておこう。