聖マリアンナ医科大学:不合格にならないための対策
このページでは聖マリアンナ医科大学の受験情報を掲載します。
聖マリアンナ医科大学の受験会場について
一次試験は五反田TOCビル13階での受験。
二次試験は聖マリアンナ医科大学本学校舎での受験となります。
聖マリアンナ医科大学の受験科目
聖マリアンナ医科大学の一次試験は英語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と二度の個人面接およびグループ面接となります。
個人面接・グループ面接ともに面接官は2人です。
また、私立医学部の中で面接が明確に点数化されているのは聖マリアンナ医科大学だけで、しかも配点も大きいため2次試験での逆転もかなりの頻度で起こります。
聖マリアンナ医科大学の数学
聖マリアンナ医科大学の数学は傾向がはっきりとしており対策自体は立てやすい。
出題は数列、微分積分、ベクトルが頻出であり、難易度も標準的である。
問題は大問4題構成となっている。
記述穴埋め式である。
本来であれば行列も頻出であったが、新課程では行列の履修がなくなるため、少々読みづらい部分もある。
そのため、2014年度に関しては上記の頻出分野に加え、二次関数、数と式、いろいろな関数と極限あたりまでを合格レベルまで引き上げる必要が出てくるだろう。
多少ひねりのある問題も出題されるが、難易度的にも問題量的にも充分完答が可能な問題である。
しかし、完答が可能という事は同時に合格点が高くなる事も意味するので、取れる問題は確実に点数に結びつける必要がある。
高得点を取るためには頻出範囲に関してはしっかりと基礎を固める事が必須であり、その上でケアレスミスをなくすために受験本番では見直しの時間を確保する事が重要となる。
そのためには微分積分で必要以上の時間を取られないよう、正確かつスピーディな計算力を養っておこう。
聖マリアンナ医科大学の英語
聖マリアンナ医科大学の英語はほぼ大問4題での構成。
記述マーク併用である。
大問2つは文法問題。
誤文指摘や空所補充などの文法的内容と同意語・反意語などの語彙力を問う出題が中心。
文法に関しては難易度は高くないが、知っていれば解ける、知らなければ解けない問題なので知識の抜け落ちが無いよう留意する事。
大半の問題は初見で解答が思い浮かぶレベルまで達していることが望ましい。
残りの大問2つは読解問題。
長文読解は分量も多く、語彙力がないと思わぬ読み違いをしてしまう事もある。
求められる解答も内容説明や和訳が中心となるため、論理的に読み進める事に慣れていないと前後の文脈とつながらない解答をしてしまう事になる。
多少自分のレベルよりも高く、くじけそうになるくらいの英文を、前後のつながりに注意しながら、細かく読み込んでいく訓練が効果的だ。
そうする事で知らない単語が出てきても前後の文脈や指示語から論理的に意味を推察する力が身についてくる。
聖マリアンナ医科大学の場合は速読力は問われない。
じっくり時間をかけて論理的に内容を判断する力を養おう。
聖マリアンナ医科大学の化学
聖マリアンナ医科大学の化学は年度ごとに大問数にバラつきがある。
解答形式は論述と記述穴埋め式。
出題の半数近くが用語や現象について2行~4行程度での論述を求める問題。
論述の訓練をしていない生徒にとってはかなりの難度である。
論述が多い分、他大医学部に比べると計算問題は少ない。
その為、聖マリアンナ医科大学の化学で合格点に届くかどうかは、論述にどこまで対応できるかが非常に大きなウェートを占める。
過去問や問題集等で化学の用語や事象、現象に関して2行程度で論述できるように訓練をしておこう。
聖マリアンナ医科大学の物理
聖マリアンナ医科大学の物理は小問集合問題が1題と大問4題での構成。
解答は記述穴埋め式。
難易度は標準的なものであるが、原子を除くほぼ全範囲から幅広く出題されるため、中途半端な学習では得点は望めない。
例年描画や記述問題の出題があるので、しっかり準備はしておきたい。
また、穴埋め問題で用語や法則の正確な理解を問う出題があるので、教科書をしっかり読み込んでおこう。
聖マリアンナ医科大学の生物
聖マリアンナ大学の生物は大問4~5題構成。
解答形式は記述穴埋め式+聖マリアンナ医科大学の特徴である論述が生物でも課される。
問題に関してはまんべんなく出題されるが、その中でも代謝・遺伝子・恒常性の出題が多い。
出題形式も計算、実験考察、論述による現象の説明など様々。
実験考察や現象の説明などをコンパクトに説明できるよう日頃から訓練を心掛けよう。