東海大学医学部:不合格にならないための対策
このページでは東海大学医学部の受験情報を掲載しています。
東海大学医学部の受験会場について
一次試験は五反田TOCビル本館での受験。
二次試験は東海大学伊勢原校舎での受験となります。
東海大学医学部の受験科目
東海大学医学部の一次試験は英語、3Bまでの数学、物理・化学・生物から1科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と10分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生1人の個人面接です。
東海大学医学部の数学
東海大学の数学は数3Bまでの範囲で大問3問の構成となっている。
解答形式は記述式である。
東海大学の数学は非常に素直な問題であり、しっかりと数学を学んできた者にとってはとても取り組みやすいはずだ。
問1は小問が集合した問題であるが、いずれも受験の典型的問題。
問2、問3もセンター試験に似た誘導に乗る形で解答すれば良い問題である。
時間に追われるほどの分量でもないので、基礎的問題を確実に解くことが求められる。
しかし、医学部受験生が集う中で難易度が高くないという事は高得点の争いになる事を意味するため、ケアレスミスは絶対に避けなければならない。
解答形式が答えのみを空所に記述する形式なので、途中点をもらうことが出来ない。
正解か不正解、白黒はっきりしてしまうので、素早さよりも正確さを念頭に置き解答する事を心掛けよう。
東海大学医学部の英語
東海大学の英語は例年ほぼ同じ形式での出題。
文法の総合問題と長文1題、英文和訳と和文英訳という構成。
解答形式は英文和訳と和文英訳のみ記述で、その他はすべてマークシート形式である。
文法の総合問題はいずれも問題集等で何度も出てくる基礎的問題。
長文読解は内容、設問ともに易しい部類と言って差し支えないだろう。
差がつくのは当然、英訳と和訳という事になる。
英文和訳は短い英文の和訳だが、難易度的には高くない。
受験レベルの構文、単語をしっかり学んでいれば問題はないであろう。
和文英訳は短い日本語を英訳するものだが、日本語独特の言い回しを英訳するのはなかなかに難易度が高い。
日本語の言い回しをいかに英語に置き換えられるかの訓練が必要になろう。
東海大学医学部の化学
東海大学の化学は大問5~7題での構成。
解答は記述式である。
東海大学の化学は難易度的には標準レベル。
難問と言えるほどの問題はないため高得点獲得が必須となる。
いわゆる受験の頻出問題が中心であるので学習漏れがないよう日頃の勉強を進める事。
複雑と言えるほどではないが理論化学の計算問題は出題頻度が高いので正確な計算を心掛けよう。
ケアレスミスは命取りとなるので要注意。
東海大学医学部の物理
東海大学の物理は大問4題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
原子分野を除く全範囲から幅広く出題されるが、大半の問題は難易度標準レベル。
当然、高得点の争いとなるが、力学や波動で難易度が高く見える問題の出題もあり、そこを落ち着いて切り抜けられるかで差がつく問題でもある。
まずは標準レベルの問題をしっかりと理解し、その上で過去問に取り掛かろう。
また、一見難易度の高く見える問題も正答への誘導がなされているので、誘導形式の問題に慣れておくことでコツをつかんでおくと良い。
東海大学医学部の生物
東海大学の生物は大問5題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
東海大学の生物は私立医学部らしい問題ではなく、どちらかというと国公立の2次試験に近い。
特に実験考察の問題は問題自体の文章量も多く時間がかかる上に、解答も記述式である。
また他大学ではあまり見られない生態系や医学系問題の出題、植物に関する出題など受験生にとってはかなり負担の大きい問題であり。
東海大学の生物で基準点を取るためには、知識問題を確実に取る事。
そして、実験考察の問題も問題文の内容さえ理解できれば解ける設問になっているので、実験考察に関する土台を強固なものにしておく事。
その為には、結果から考察の仕方を考える練習をしておくと効果的である。