医学部受験情報

昭和大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは昭和大学医学部の受験情報を掲載しています。

昭和大学医学部の受験会場について

一次試験は五反田TOCビルでの受験。
二次試験は昭和大学旗の台キャンパスでの受験となります。

昭和大学医学部の受験科目

昭和大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と10分程度の面接となります。
面接は面接官2人に受験生1人の個人面接です。
面接は小論文終了後に行われ、直前にアンケート記入有。
アンケートを見ながらの面接になるようです。

昭和大学医学部の数学

昭和大学の数学は数3Cまでの範囲で大問2題+小問群2題の構成となっている。
記述式である。
難易度的には易しいとまでは言えないが受験数学の典型問題が中心なので、問題集等で演習を重ね、標準問題を穴が無い状態まで仕上げておけばよいだろう。
英語と合わせて140分という特異な受験形式に戸惑わない事が重要だ。
問題の難易度は高くないが問題量自体は多いので、英語で時間を稼いでおこう。

昭和大学医学部の英語

昭和大学の英語は例年大問2~4題に収まるがこれといった形式はない。
マークと記述の併用式である。
問題形式に傾向はないものの、昭和大学の英語は難易度的に高くはない。
医学部受験をするに恥ずかしくないだけの勉強をしていれば問題はないレベルだ。
ただし、一昨年まではアクセントや発音なども問われていたのでおろそかにしない事。
むしろ英語の難易度よりも、140分の時間の中で英語とともに受験しなければいけない数学の時間をここで稼げるかが重要だ。
英語は高得点かつ時間をかけずに乗り切れるかどうかが昭和大学合格の肝だ。

昭和大学医学部の化学

昭和大学の化学は大問5~7題での構成。
解答は記述式である。
昭和大学の化学では理論の計算が頻出。
また、無機・有機の分野でも計算を含む出題がある。
しかし、計算問題自体は難易度が高いわけでもなく典型的な問題が多い。
注意すべきは穴埋め問題。
知識問題だがマーク式ではないので、しっかり知識としてアウトプット出来るようになっていなければならない。
細かい知識を要求する問題もあるので、幅広く知識を吸収しておこう。
また、現役生には厳しい問題も含まれているので出来ない問題に気を取られすぎる必要はない。
そういうものなんだと気にせず次の問題へと移ろう。

昭和大学医学部の物理

昭和大学の物理は大問4~5題での構成。
解答は記述式である。
例年原子分野を除く4分野から1題ずつ出題という問題形式。
多くの問題は典型的な問題だが、毎年必ず見慣れない形式の問題が含まれており受験生を焦らせる。
こうした問題は自分だけではなく、他の受験生も焦っているので落ち着いて出題の意図を読み取ろう。
また図を描画させる問題も頻出なので、労を惜しまず手で書く訓練をしておこう。
基本的には一部の見覚えのない問題と多くの基本問題という出題。
範囲が広いので標準レベルの問題集くらいはしっかりと穴なく仕上げておこう。

昭和大学医学部の生物

昭和大学の生物は大問2~4題での構成。
解答は記述式と私立医学部としては珍しい論述問題もある。
昭和大学といえばなんといっても生物である。
高校の学習範囲を超えた内容~最新の医療知識まで非常に難しい設問が含まれる。
そして20~40字程度の文字数で実験や事象に対する論述が課されるのも特徴だ。
うわべの知識だけでなく、解答用紙に表現できるくらいの理解が求められる。
昭和大学の生物は難しいと知りつつも、あえて好きな生物で勝負する生徒も多い。
物理選択と生物選択は半々で合格するので難しくともあきらめずに答案を完成させよう。
まずは解ける問題を確実に点数に結び付ける事が重要だ。
昭和らしい難問に関しては周りもほとんど解けないものと思い、冷静に進めていこう。
また、生物は以前のように大量の空所補充問題は出題されなくなったので、知識的に浪人生に劣る現役生にとっては追い風となるだろう。

 

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