帝京大学医学部:不合格にならないための対策
このページでは帝京大学医学部の受験情報を掲載しています。
帝京大学医学部の受験会場について
一次試験、二次試験ともに板橋試験場での受験となります。
帝京大学医学部の受験科目
帝京大学医学部の一次試験は英語、2Bまでの数学、物理・化学・生物、国語の中から任意の3科目選択で行われます。
二次試験は英語の長文読解と5分程度の面接となります。
面接は面接官1人に受験生1人の個人面接です。
帝京大学医学部の数学
帝京大学医学部の数学は数2Bまでの範囲で大問6題での構成。
6題中1題が必須問題で残り5題の中から3題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
帝京大学医学部の問題は任意選択の3題でどの問題を選択するかが鍵を握る。
問題の難易度にはバラつきがあり、選択を誤ると思わぬ差がついてしまう。
解きやすい問題と時間の掛かる問題を即時見分けられるよう数学力を高めておこう。
数学は範囲が2Bまでなので受験はしやすいが、難易度自体は低くないので過去問を数年分解いてみて難しいと感じるようであれば受験科目から外すのが賢明だ。
帝京大学医学部の英語
帝京大学医学部の英語は大問6題での構成。
長文1題が必須で残り5題から3題を選択して解答する形。
解答は記述とマークの併用式である。
数学同様任意の3題での選択が鍵を握る。
選択5題の中には読解も含まれているが、読解を選ばない事も可能。
しかし、読解が苦手という理由で読解以外の文法問題を選択するのはお勧めできない。
解答するのに時間はかかるが難易度自体は読解問題の方が低いからだ。
文法問題には例年いくつか難問が含まれているので、どうしても読解を避けるのであれば語法やイディオムを強化しておこう。
帝京大学医学部独特の180分3科目受験ということで、どの大問を選択するかは他教科との時間の兼ね合いや自身の英語の得意分野などから事前に考えておく必要がある。
帝京大学医学部の化学
帝京大学医学部の化学は大問5題での構成。
1題が必須問題で残り4題から3題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
問題ごとの難易度にそれほど差がないので解きやすい問題を選択すると良いだろう。
難易度的には標準レベル。
受験の頻出問題が中心なのでとっつきやすくはあるだろう。
問題が選択式なので得意分野を選べそうに思えるが、実際は複数の分野にまたがった出題となっているので、全範囲を勉強しておかないと高得点は望めない。
また空所補充形式の問題でやや細かい知識問題があるため、頻出用語を一問一答形式でまとめておくと良いだろう。
帝京大学医学部の物理
帝京大学医学部の物理は大問5題から4題を選択して解答する形。
解答は記述式である。
必須問題がないため問題選択が一層重要となるように思えるが、実際はどの問題を選んでもあまり差は出ない。
むしろ問題選択に時間をかけすぎない事が重要だ。
難易度は標準レベルで受験の典型問題が中心だが、例年何問かは目新しい問題が出題される。
原子分野の出題はほとんどないがその他の分野からは幅広く出題が見られる。
日頃の学習で難問に取り組む必要はないが、標準問題程度であれば苦手と言える分野がないくらいまでは学習を進めておくこと。
典型問題をしっかりと点数に結び付けられるように準備をしておこう。
帝京大学医学部の生物
帝京大学医学部の生物は大問5題から4題を選択して解答する形。
解答は記述とマークの併用式である。
計算が苦手であれば計算の出る大問を避ける事は出来るが、計算自体は難しくない。
また、計算問題を避けるとその分難しい知識問題を多く解かなければならなくなるので注意が必要だ。
問題の難易度自体は高いものではないが、生態系分野まで範囲に含むので楽ではない。
細胞・遺伝関連は同傾向の問題が頻出しているので過去問をよく見ておこう。
帝京大学の国語
帝京大学医学部の国語は必須の現代文1題と現代文・古文・漢文から2題を選択して解答する形。
解答は記述式。
現代文は漢字、文学史、文中からの語句抜き出しなど出題形式は様々。
問題数が少ないため一つ間違えると大きな失点になる。
ただし、正しい現代文の解法を身に付けておけば高得点を取る事も可能な内容。
古文は文法を重視した読み方が得点に直結する。
この辺りは他学部受験の古文とは傾向が異なるので、大きな意味をつかむ本格的な読解よりも、文法に忠実に一文一文丁寧に読解することを心掛けよう。
漢文はきわめて基本的な内容。
標準的な問題集を1冊仕上げておけば問題ない。