医学部受験専門家庭教師|東大医学部進学会

医学部受験専門家庭教師のブログ:問題集の使い方

医学部受験専門家庭教師のブログ:問題集の使い方

難問揃いであった昔の医学部受験と違い、現在の医学部受験が受験生に求めている事は、標準レベルの時間をいかにミスなく解くことが出来るかです。
そして、その作業を問題量からみると厳しい試験時間内でこなす事が出来るかで合格不合格を判断しています。
簡単に言えば標準レベルの問題をどれだけ効率的に処理できるかという事を判断しているわけです。
他学部受験に比べると医学部受験では範囲的にまんべんなく出題されるケースが大半で、効率よく勉強を進める事が合格には必須となります。
このページでは効率の良い勉強方法について述べていこうと思います。

問題集について

受験生であれば日々の勉強に利用するのは教科書、参考書、問題集、過去問といったあたりでしょうか。
この中で使い方一つで効率が大幅に変わってくるのが問題集です。
みなさんは問題集をどのように利用しているでしょうか?
問題を見る→考える→解くという流れで問題集を利用していないでしょうか?
日頃から医学部受験に向けた勉強を行っていて、偏差値も高いレベルにあるならば上記の方法で問題集を利用しても問題ありません。
しかし、志望校にむけて偏差値がかなり足りない場合、上記のように問題集を利用していては時間的にかなりの無駄があり、非効率と言わざるを得ません。
問題集で例題を解く際、私たちは無意識で自分の頭の中にある似た問題を探しています。
似た問題があればスムーズに例題が解けますが、似た問題が頭の中になければ例題は解けない、または解けたとしても時間を費やします。
そして、この似た問題のストックが頭の中にたくさんあるのが時間をかけてしっかり勉強をしてきている生徒であり、偏差値の足りない生徒の場合はこの似た問題のストックが少ないのです。
当然、スムーズに解けるわけもなく、問題とにらめっこして長時間固まってしまうケースが良くあります。
この机の前で頭を抱えて固まっている時間がまさに非効率なのです。
現状、偏差値が足りないという事は勉強量不足、準備不足が理由の大半です。
頭にストックがないのに考え込んでも解答は出てきません。
そのため、偏差値が足りていない生徒は以下の方法で問題集を利用する事が望ましいと言えます。

問題集の使い方

まず問題集の目的を頭に解法のストックを増やすためと割り切ってください。
問題の解き方を考えるために問題集を使うわけではないのだと。
問題集は解説が問題の真下、または別冊に記載されているものを選びます。
章末や巻末に解説が記載されているタイプの問題集もありますがすぐに解説を見る事が出来ず使いずらいのでおススメしません。
問題集を開き解くべき例題を見つけたら、例題を解かずに答えと解説を見ましょう。
そして、答えと解説を閉じて例題を解きます。
かならず手を動かして解いてください。
この作業により短期的な記憶作業が終了です。
この作業を翌日、1週間後と同じ例題に繰り返すと、問題を見ただけで「あのパターンの問題か」と思い出すようになります。
こうして問題を見ただけでパターンがわかるようになる事ではじめて例題のストックを頭に入れた事になります。
問題集で解けない例題の前で30分~1時間固まっているくらいなら、こうしてどんどんストックを増やしていったほうがはるかに効率的です。
この似た問題のストックが増えてくると同系統の問題で解法が思い浮かびようになります。
受験において思考力や発想力などと言われているものは実際はどれだけ似た問題をストックしているかに過ぎません。
あとは医学部受験での合格に必要な7割の合格点をとれるだけのストックを作ればいいのです。
その状態まで勉強して、医学部受験本番に解法が思い浮かばない問題が出たら解けなくても問題ありません。
そういう問題はまわりも解けませんし、合格のために解かなければいけないわけでもありません。
合格するのに必要な知識をいかに効率よく覚えていくか、これが医学部受験の肝です。
無駄に時間をかけて解けない問題に挑むならば、その時間を知識の習得に充てましょう。

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