医学部受験情報

東邦大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは東邦大学医学部の受験情報を掲載しています。

東邦大学の受験会場について

一次試験は五反田TOCビル13階での受験。
二次試験は東邦大学大森キャンパスでの受験となります。

東邦大学の受験科目

東邦大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は受験生4名・面接官2名でのグループ討論を20分弱および面接官・生徒1対1での個人面接を1つのテーマ3分で4回、合計12分ほどの内容となります。

東邦大学の数学

東邦大学の数学は数3Cまでの範囲で大問での区切りはなく、小問の集合問題である。
マークシート式である。
問題の難易度は全体的には標準的なものであり、目新しい問題の出題もないが、易しい問題と難しい問題が混ざって出題される。
解答まで手間のかかる問題が出題されるので、時間内に解答をするためには効率的に、素早く解いていく必要がある。
時間的に厳しいようであれば、難しい問題を後回しにして、比較的易しい問題から解いていくことも必要だ。
その場合、易しい問題と難しい問題の切り分けを手早く判断する必要があり、また易しい問題は確実に点数に結びつける必要がある。
マーク式の数学は見慣れていないと解答に手間取るケースがあるので、しっかり演習を積んでおこう。

東邦大学の英語

東邦大学の英語は大問2~3題。
マークシート式である。
東邦大学の英語は長文読解が大きな割合を占めており、さらに医系英語が頻出する。
英文自体の難易度は本来それほど高くないものの、医系単語や医学系の知識を深めていないとかなり苦労するだろう。
とは言え医系英語に慣れてさえいれば、設問自体はむしろ易しい部類に入るので得点源にすることも可能。
受験前に話題となっている医療関係のニュースから単語を拾うなどすると効果的。
昨年度は語彙的な問題での難易度が易化の傾向を見せており、この傾向が進むようであれば、今後語彙問題では差が出なくなるため、より一層長文の読解力が求められる事になるだろう。
また、東邦大学の英語を特徴づけており、かなり時間を必要とした段落整序の問題が2012年以降姿を消しているので、時間的には以前よりも余裕がある。

東邦大学の化学

東邦大学の化学は大問3題構成。
解答はマーク式である。
大問1は一問一答形式での小問集合30題。
範囲は化学全範囲の計算、知識問題だが、「生命と物質」分野など受験生にとってはあまりなじみのない分野から出題される問題もある。
大問2と大問3で理論と有機から1題ずつの出題。
こちらは頻出問題中心だが、大問1の小問集合に時間をかけすぎていると時間不足になるので、時間配分には気を付けよう。

東邦大学の物理

東邦大学の物理は大問10題での構成。
解答はマーク式である。
例年、原子を除く全範囲から幅広く出題されている。
問題自体の難易度は高くないものの、他大学ではあまりみかけないような分野からの出題があり、さらに問題数自体も多いのでなかなかに手ごわいと言えるだろう。
まずは標準レベルの問題をまんべんなく学習し、受験当日は時間の掛かりそうな問題は後回しにして、解ける問題を確実に点数に結びつけるなど臨機応変に判断してほしい。

東邦大学の生物

東邦大学の生物は大問4題での構成。
解答はマーク式である。
以前は小問で60題ほど出題された年もあったが、現在は30~40問程度に落ち着いている。
しかし、問題数が少なくなった分、問題の難易度が上がっており、とにかく時間が厳しいのが東邦大学生物の特徴だ。
生態系も含めて幅広い範囲からの出題。
とにかく時間との勝負なので、問題を見た瞬間、反射でどの知識が必要なのかを判断できるレベルまで持っていきたい。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

川崎医科大学:不合格にならないための対策

このページでは川崎医科大学の受験情報を掲載しています。
なお、川崎医科大学の現役浪人比、医師国家試験合格率、学費、家賃相場などはこちらの記事も参照ください。

川崎医科大学の受験会場について

一次試験、二次試験ともに川崎医科大学での受験。
他会場受験はありませんので、受験の場合は移動を考慮し、疲労を残さない日程を組む必要があります。

川崎医科大学の受験科目

川崎医科大学の一次試験は英語、3Bまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科、小論文で行われます。
二次試験は10分程度の面接となります。
面接は面接官3人に受験生1人の個人面接です。

川崎医科大学の数学

川崎医科大学の数学は数3Bまでの範囲で大問3問の構成となっている。
マークシートによる穴埋め式である。
問題の難易度としては受験問題集の標準レベルだが、基本的な解法を組み合わせなければ解けない問題が中心。
解法のヒントは問題中に示されているが、その誘導に乗って解答を進める形式に慣れておかないと合格点に達する事は難しいだろう。
微積分、確率、図形と式、ベクトルが頻出。
数学以外の科目の難易度が低く高得点での争いとなるため、数学で勝負が決まるケースが多い。
繰り返しになるが誘導式の設問への慣れが重要なポイントになるので、しっかりと対策をしておこう。

川崎医科大学の英語

川崎医科大学の英語はたびたび傾向が変わるため、見慣れない問題形式であっても面食らわない事が大切だ。
マーク式である。
問題形式こそ一定しないが難易度的にはやや易しい~標準レベル。
受験勉強に真面目に取り組んでいればしっかり得点に結び付けられる問題である。
ただし、気を付けるべき点もある。
読解問題では医療関連の内容が頻出であるため、医系単語の学習も必要である。

川崎医科大学の化学

川崎医科大学の化学は大問2題構成。
解答は全問マーク式である。
難問といえるような出題はなく、合格のためには高得点を取る必要がある。
問題の難易度は高くないが頻出と言える分野が無いため、「教科書レベルの知識を抜け落ちなく全範囲」理解しておく必要がある。
計算問題も数多く出題されるので、取りこぼしやすい平衡、気体、溶液の計算は繰り返し演習を重ね、完全に仕上げておこう。

川崎医科大学の物理

川崎医科大学の物理は大問2題での構成。
解答はマーク式である。
難易度的には問題集の基本問題から標準問題レベルなので高得点を取る必要がある。
用語選択の問題なども多く、その用語を知っているか知らないかが全てである。
マークシートでの選択式という事は正答が選択肢の中に含まれているという事なので、正答となる用語を見たこともないという程度の習熟度では合格はおぼつかない。
また、川崎医科大学の物理では、物理とはまったく関係のない問題が出題されることがあるが、そうした問題はおちついて考えれば簡単なものばかりだ。
問題に面食らうとほかの問題にも悪影響が出るので、変わった問題が出るものなんだという心構えを持って当日の受験に臨もう。

川崎医科大学の生物

川崎医科大学の生物は大問2題での構成。
解答はマーク式である。
広範囲の分野からの出題ではあるが、難易度的には教科書~問題集の基本問題レベル。
当然高得点を要求される。
まずは教科書を用いて基礎的項目の理解・暗記を進めよう。
正誤問題、選択問題、計算問題と出題はオーソドックスな内容。
正誤問題はマークシート式らしく悩ましい選択肢があるが、問題集で正誤問題にしっかり取り組んでいればカバーできる。
問題文が短く解きやすい問題が多いので、あまった時間を計算問題に割り当て不用意なミスをしないように心がけよう。

医学部専門家庭教師問い合わせフォーム

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

順天堂大学医学部:不合格にならないための対策

このページでは順天堂大学医学部の受験情報を掲載しています。

順天堂大学医学部の受験会場について

一次試験は幕張メッセでの受験。
二次試験は順天堂大学本郷キャンパスでの受験となります。

順天堂大学医学部の受験科目

順天堂大学の一次試験は外国語、3Cまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科、小論文で行われます。
ただし、小論文の得点は一次試験の合格者選抜では考慮されず、二次試験の合格者選抜の際に利用されます。
二次試験は20~30分程度の面接となります。
面接は面接官4人に受験生1人の個人面接です。

順天堂大学医学部の数学

順天堂大学の数学は数3Cまでの範囲で大問3問の構成となっている。
マークシートと記述の併用式である。
例年、大問1、2がマークシート形式で、大問3が記述式。
大問1は小問の集合問題。
標準から発展レベルの問題集で対処できる。
大問2は誘導に乗りながら解答する形式に慣れておく必要があるが、解けない問題ではない。
順天堂大学の数学を乗り切れるかどうかは大問3の証明問題にかかっている。
証明問題は教科書に載っている公式を証明する問題。
例年ほぼ典型的な問題の出題ではあるが、それはすなわちミスが許されないという事を意味する。
順天堂大学の数学は試験時間と問題量のバランス的に時間は厳しめ。
ミスの許されない証明問題にとりかかる時間がほとんどないといった状況を回避するためにも、どの順番で証明問題に取り掛かるかは事前に何パターンか考えておいたほうが良い。

順天堂大学医学部の英語

順天堂大学の英語は文法や語法に関する大問が存在せず、長文4題+自由英作文という問題構成。
マークシートと記述の併用式である。
合格を左右する自由英作文に充分な時間を割きたいが、長文読解のボリュームが多いため、いかにして長文をスムーズに消化するかが順天堂大学の英語の鍵となる。
長文読解に関しては英文自体は標準レベルの難易度であり、実際には長文をほぼ読まずに解答できる問いまで存在する。
まず、問題を確認し、どの程度まで時間をかけて長文を読み込む必要があるのかを確認したうえで読解に取り掛かりたい。
自由英作文に関しては、毎年時事的なテーマが出題されるため、書きづらくはないはずだ。
英作文が苦手な生徒は冠詞や前置詞の使い方、動詞の語法、時制などがあいまいになっているケースが大半だ。
入試までにしっかり理解をしておこう。
順天堂大学はあきらかに英語重視の大学なので、英語が得意であればあきらかに有利。
しっかり対策を練ろう。

順天堂大学医学部の化学

順天堂大学の化学は大問2題構成。
マークシートと記述の併用式である。
順天堂大学の化学は標準レベルの問題が中心だが、問題量が多めなので時間配分には気を付ける必要がある。
標準レベルの問題とは言っても、問題形式にひねりが見られ、初見ではどう取り組むべきかわかりづらい問いも見られる。
計算問題が比較的多いので、スムーズに計算式が立てられるよう計算は数をこなして慣れておこう。
また、問題集は標準レベルのもので構わないが、早く正確に解くという意識はつねに持って問題を解くことが重要だ。

順天堂大学医学部の物理

順天堂大学の物理は大問2題での構成。
マークシートと記述の併用式である。
原子を除く全分野からまんべんなく出題される。
難易度はやや難といったところ。
範囲的に偏りがなく出題が幅広いうえに、問題数も多め。
時間内に試験を終えるには相応の実力が必要となる。
標準~やや難といったレベルの問題を短時間で処理する能力と、解ける問題から優先的に解いていくという気持ちの割り切りが求められる。
まずはマーク形式の集合問題で全問正解が必須。
そこで全問正解が難しいようなら物理は選択しないほうが良い。

順天堂大学医学部の生物

順天堂大学の生物は大問2題での構成。
マークシートと記述の併用式である。
難易度自体は近年易化しており、標準レベルの問題が中心。
ただし、実験考察の問題は選択肢が多く、うわべの理解だけでは通用しない。
また、遺伝に関する問題は例年難易度が高く、時間のかかる問題である。
全般的には標準レベルだが、考察問題が多いので時間的な余裕はないと思われる。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

埼玉医科大学:不合格にならないための対策

このページでは埼玉医科大学の受験情報を掲載しています。
なお、以下のリンクで埼玉医科大学の現役浪人比率、医師国家試験合格率、留年数、学費、家賃の相場についてお伝えしています。
埼玉医科大学:現役浪人比、国家試験合格率など

埼玉医科大学の受験会場について

一次試験は五反田TOCビル13階での受験。
二次試験は埼玉医科大学本学校舎での受験となります。

埼玉医科大学の受験科目

埼玉医科大学の一次試験は外国語、2Bまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科、小論文で行われます。
小論文は名前こそ小論文ですが、マーク式による回答で基礎学力試験と考えて差し支えない内容です。
二次試験は約10分間の面接となります。
面接は面接官4人に受験生1人の個人面接です。

埼玉医科大学の数学

埼玉医科大学の数学は数2Bまでの範囲で大問4問の構成となっている。
マークシート式である。
埼玉医科大学の数学は問題レベルとしては標準レベルであり、60分の試験時間で充分に完答可能。
例年大問4題のうち、2題で微分・積分、場合の数・確率の出題が見られる。
微分・積分、場合の数・確率に関しては標準的難易度の埼玉医科大学の数学の中では難問と言われる問題も見られる。
難問に時間を取られてしまうと精神的ゆとりがなくなり焦りが生じ、普段は取れる問題を落とすことになりかねない。
まずは解ける問題から確実に解き、精神的にゆとりを持った状態で上記問題に取り掛かろう。

埼玉医科大学の英語

埼玉医科大学の英語は小問50~60題。
マークシート式である。
埼玉医科大学の英語における特徴は何といってもその問題数。
長文は分量的に多くないが、文法・会話・内容一致・空所補充。グラフを用いたものなど出題形式はバラエティに富み、多岐にわたっている。
80分という試験時間の中でいかに効率よく、確実にマーク出来るかが問われる。
難易度的には基本中の基本と言える問題から、重箱の隅をつつくような知識を問うものまでバラつきがある。
短文を用いた問題が多数なので、センター試験レベルの英文を制限時間を設けて速読する訓練が効果的。
前述した重箱の隅をつつくような問題が解けなくても焦る必要はない。
こうした問題は知らなければ解けない問題であり、周囲の受験生も同様に解けないケースが大半だ。
解ける問題を確実にミスなく点に結びつければ合格点には達するはずだ。

埼玉医科大学の化学

埼玉医科大学の化学は大問1~2題で残りは小問の集合であったり、大問4題できれいに区別されていたりと問題構成的にはこれといった特徴はない。
ただし、例年マーク数が50程度あるうえに、計算問題が少なからず含まれているため、時間的にはかなり厳しいものであるという認識が必要である。
解答はマークシート式である。
難易度的には標準的なレベルであり受験化学の定番といえる問題の集まりである。
ただし、出題が全範囲からまんべんなく見られるので、知識的に曖昧な箇所が出ないように学習を進めなければならない。
また、計算問題に時間を奪われると、知っている問題なのに手が回らなかった(それだけ時間的に厳しい)という事になりかねないので、スムーズな計算式を作れるよう対策は行っておこう。

埼玉医科大学の物理

埼玉医科大学の物理は大問3題での構成。
解答はマークシート式である。
力学・電磁気で大問各1題ずつ。
あとは熱力学か原子分野からの出題が基本パターン。
難易度的には標準レベルだが、制限時間が50分にしては問題量が多く、計算力が問われる。
日頃の学習から制限時間を設けて取り組んでおきたい。

埼玉医科大学の生物

埼玉医科大学の生物は大問4題での構成。
解答はマークシート式である。
大問4題のうち半分は小問の集合問題。
集合問題は語句説明などの知識問題。
難易度的には易しい部類なので、ここで得点を稼げないようでは合格はおぼつかない。
確実に得点に結び付けよう。
残りの大問2題は考察や計算を含む問題。
こちらは難易度が高くなっているので、腰を据えて取り掛かる必要がある。
例年、難しい大問2題が最初に出題されるので、いったん飛ばして集合問題から取り掛かろう。
埼玉医科大学の生物はまず小問の集合問題から解答し、残りの大問に対処するのが基本。
全体の難易度は高くないので高得点の確保が求められる。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策

愛知医科大学:不合格にならないための対策

このページでは愛知医科大学の受験情報を掲載します。
愛知医科大学の現役浪人比率、国家試験合格率、入学後の家賃の相場などこちらの記事もご参考にしてください。

愛知医科大学の受験会場について

一次試験では愛知医科大学本学のほか、 東京(サンシャインシティ文化会館)、大阪(マイドームおおさか)、福岡(福岡ファッションビル)で受験が可能です。
首都圏の生徒は東京会場を利用することで移動の負担を減らすことが可能です。                                     二次試験は愛知医科大学での受験になります。

愛知医科大学の受験科目

愛知医科大学の一次試験は外国語、3Bまでの数学、物理・化学・生物から2科目選択の理科で行われます。
二次試験は小論文と30分程度の面接となります。

愛知医科大学の数学

愛知医科大学の数学は数3Bまでの範囲で大問4~5問の構成となっている。
全問途中の過程も含めた記述式である。
頻出の問題が多いため標準レベルの問題と思われがちだが、実際は解答に至る手がかりとなる小問が存在しないなど、素直に解答が出せないようひと手間加えられているケースが多く、必ずしも標準レベルの問題とは言い切れない面がある。
いわゆる難問、奇問といった類の問題ではないが、問題途中にヒントとなる小問が無いと解けないといった程度の理解度では合格はおぼつかない。
難問に手を出す必要はないが、上記のような問題が数3Bまでの範囲でまんべんなく出題されるので、苦手分野をなくした上で、ヒントなしでも解答を導けるよう対策をする必要がある。
また、まんべんなく出題される中でも、積分や漸化式の絡んだ総合的な問題は特に出題頻度が高いという傾向もある。
こちらも、国公立レベルの問題に取り組む事で慣れておいたほうが良い。
また、途中の過程まで記述するという事は、当然、途中点があるので、それを踏まえた記述に対する慣れも必要だ。

愛知医科大学の英語

愛知医科大学の英語は大問8題、昨年までの傾向では文法関連と長文読解問題が半々で4題ずつとなっている。
マークと記述の併用式である。
2009年に試験時間が100分に延長されてからは問題が多様になり、受験者の総合力を試すにはうってつけの良問となった。
現在では語句整序、空所補充、誤文訂正などの文法関連が4題、長文読解が4題とパターン化しており、戸惑う事はないだろう。
文法に関しては単語力と語法の習熟度を上げる事で充分な得点に結びつけることが可能だ。
単語力と語法の習熟度を上げるには良質な例文や構文を用いるのが最短の近道。
受験生にとっては多数の構文を覚える事が苦痛であることは重々承知だが、構文に関しては丸暗記するくらいでちょうど良い。
1問1問の分量は多くないとは言え、長文問題が4題控えている事を考えると、文法問題は時間をかけることなく点数に結びつけ、余裕を持って長文読解に取り掛かりたいところである。
長文読解に関しては前述したように1問1問の分量はそれほど多くはない。
また、内容に関しても難解な医学的分野ではなく、エッセイや物語などの比較的読み進めやすいものとなっている。
しかし、4題ともなると時間配分には注意が必要だ。
必要以上に難易度の高くないエッセイ等をある程度の数読み込むことがそのまま対策となるだろう。
英語は時間的にもそれほど厳しくなく、難易度的にも標準的なものであるので、しっかり点数に結びつけておきたい。

愛知医科大学の化学

愛知医科大学の化学は大問4題構成。
解答は記述式である。
無機・有機は受験における頻出問題からの出題が多い。
教科書レベル~問題集の頻出問題レベルまでを抜かりなく勉強していれば点数に結び付けられる。
ここで点数に結びつかないという事は標準レベルまで学習が進んでいないという事であるから、点数が取れていない場合は気を引き締めてほしい。
化学の場合に気を付けるのは問題の難易度よりもむしろ時間配分である。
難易度はそれほど高くはないが問題量がかなり多いため、頻出問題を確実に身に付け数多くの演習をこなす事で、1問あたりにかける時間を減らすトレーニングをしていこう。

愛知医科大学の物理

愛知医科大学の物理は大問3題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
例年は力学・電磁気学・波動の3本柱で、熱力学・原子からの出題はここ数年見られていない。
難易度的には高校生の範囲を逸脱したような点は見られず、教科書レベル~標準問題集レベルであるので、まずは基本的事項をしっかり定着させることが重要になる。
基本的事項が定着しているのであれば、計算処理を正確に手早くこなす訓練が必要だ。
設問数が比較的多いので、計算処理に必要以上の時間を取られると見直しの時間が削られてしまう。
物理は愛知医科大学の理科の中では最も点数に結び付けやすいので、ケアレスミスの無いようしっかり見直しの時間は確保したい。

愛知医科大学の生物

愛知医科大学の生物は大問4題での構成。
解答は記述、マーク併用である。
愛知医科大学の理科の中で最も難易度が高いのがこの生物だ。
まず、出題範囲が広範囲である事、さらにはそのほとんどが応用問題である事が生物の難易度を上げている。
また、実験に関して本格的に表やグラフの読み取りなどの考察を課す私立大学が多くないため、そうした能力を身に付けるのも一苦労である。
特に現役生にとっては高校生物の範囲を逸脱した物質名に遭遇して、受験中に頭が真っ白になるケースも少なくない。
それでも生物を選択するのであれば、知らない物質名を見ても慌てず問題中からヒントを探す訓練をしておく事、図説を読み込み実験方法をしっかりと確認する事、計算力の強化をしておく事が必須である。

 

医学部受験専門家庭教師による学校別対策